🃏3話 ページ4
諦めきれず、何度も質問を続ける生徒諸君を適当にあしらい課題をさせる。
授業終了の鐘が鳴るなる頃にようやく、生徒からの質問責めから開放される
次の時間は空きコマなので準備室にて自分が担当することになる授業のまとめなどをしようと思い、
教室から準備室に移動しようと廊下に出れば、見慣れた赤いヒト、オペラ先生が近づいてきた
ｵ「最初の授業はどうでした、随分生徒に懐かれているようで」
『先輩、茶化さないでください。珍しい家系能力なので生徒たちから面白がられているだけですよ。』
なかに居たオリアス先生も廊下で話している私たちが見えたのか、近づいてくる。
ｵﾘ「オペラ先生,お疲れ様です。オペラ先生はラプラス先生とお知り合いなんですか？」
ｵ「おや、お伝えしておりませんでしたか？Aくんは私のかわいがっていた後輩でして」
まあ、無理もない。新米教師が校長のSDであるオペラ先輩と初日から軽口叩いていたら心配と言うか、どういう関係なのか知りたくもなる。
『執拗に痛めつけていたではなくですか？』
まあ、過去の生徒会.....悲惨なものである。
どっちかって言えばカルエゴ先輩の方が悲惨ではあったが
ｵ「魔界で生き延びる知恵を渡していた迄です」
ｵﾘ「なる...ほど。ラプラス先生、心中お察しします」
哀れみの目でこちらを見ないでくださいオリアス先生、思い出して悲しくなっちゃうじゃないですか。
ｵ「...今来たのはAくんがちゃんと先生が出来てるか視察に来ただけですのでこれで失礼いたします」
『はい、なにかあればご相談させていただきます(バラム先輩かカルエゴ先生に)』
挨拶をそこそこで先輩は踵を返し職員室に向かっていく。
大方サリバン様にご報告するのかもしれない。
ｵ「ラプラス先生...は俺より歳上....ですよね?」
『女性悪魔に向かって年齢の話は幾らハンサムでも許されませんが、ええ、一応そうですね私の記憶が間違いなければ』
ｵ「ほんと不躾ですみません .....俺はラプラス先生より年下ですし、尊敬しているので敬語外していただいても大丈夫ですよ」
私とオリアス先生の準備室は隣同士なので歩きながら会話を続ける。
年齢の話でピクつけば、案の定弱った顔をするオリアス先生。
分かりやすくていいなこの先生。別に怒ったりしていないのだが。
『そうは行きませんよ、私はバビルス教師としては後輩ですから。』
ｵ「俺は占星術師としては後輩ですから」
譲らない戦いが始まったかもしれない
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あ(プロフ) - しゃけさん» コメントありがとうございます、良かったです笑実際言うかどうか分からないラインだったのでそう言っていただけて安心しました (3月29日 19時) (
レス) @page5 id: d5e975d7f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ - 面白かったです。ファンボとか実際にオリアス先生が言ってそうで良かったです。 (3月29日 10時) (レス) @page5 id: 5c37ed851e (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます、のんびり更新頑張って行きます！ (3月28日 21時) (レス) @page5 id: d5e975d7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです！続き待ってます😊 (3月28日 10時) (レス) @page5 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ | 作成日時：2024年3月19日 23時
