今も昔も変わらぬバカ ページ20
『ｺﾞﾎｯｺﾞﾎﾞｯ…！何？！爆弾？！』
銀「らしいなｯ…！」
どこからともなく投げつけられる爆弾を木刀で斬っていく。
珍「な、何をしておる！さっさと犯人を捕らえろ！ｷﾞｬｯ！！」
銀「ギャーギャーやかましいんだよ！このハゲ！！」
『おっと危ねぇ、間違って珍光のチ◯コ切り落とすとこだったぜ。』
珍「何しとんじゃワレ！！って、誰がハゲじゃ！！」
現場はカオス。
誰が好き好んでこんなやつ守んなきゃいけないんだと顔に出ている兄妹は苛立っていた。
『小細工ばっかしてねぇでさっさと出てこい爆弾魔！！』
と、叫ぶと同時に侵入してきたのは攘夷志士。
銀「なｯ…？！攘夷志士？！」
ここで銀時は何かに気付く。
銀「攘夷志士…爆弾…まさか？！」
『え？！何？！どうしたの？！』
Aは攘夷志士を相手にしながら兄の声に耳を傾ける。
その時───────
「はーっはっは！！助太刀に来てやったぞ！銀時！！」
爆弾両手に、美しく長い髪をなびかせていたのは───────
銀「ヅラ？！」
桂「ヅラじゃない、桂だ！！」
と、そのまま銀時を飛び蹴り。
銀「何すんだテメー！！」
桂「お前こんな所で何をやっている？」
銀「見りゃわかんだろ！仕事だ！仕事！！」
桂「状況を見るに、こやつの護衛…といった所か。」
そんな会話を背後で呆然と聞いているA。
そりゃそうだろう。
旧友が目の前に突然現れたのだから。
しかし、そこまで懐かしさを感じないのはAの世界の桂と何一つ変わりないからだろう。
桂「貴様知らんのか。この男…珍光が今江戸を騒がせている主犯だということを。」
銀「何の話だ。」
桂によると、この男“珍光”は人身売買や薬に手を染めている組織のトップらしい。
パーティーが開催されることを知った桂はこの機を逃すまいと仲間たちとやって来た訳だ。
桂「まさかお前が関与しているとはな。」
銀「知ってたらこんなことやってねーよ。俺もAも。」
桂「A？」
しまったと言わんばかりに顔を歪める銀時。
今この状況で色々と説明するのは面倒だと悟ったAは落ちていた仮面を顔につけた。
『ど、どうも〜？万事屋さんとは別で護衛依頼されたピー子ですぅ。』
桂「何だこの女は。ピー子かパー子か知らんが、足手まといにはなるなよ。」
明らかに殺気立っているAを銀時は必死に宥めた。
『(後で覚えとけよ…ヅラァ…)』
桂「ぶぇくしょい！何だ…急に寒気が…」
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Mugino(プロフ) - 壊さん» 壊さんコメントありがとうございます！！今日明日中には更新できると思います🔥💪お褒めの言葉とっても嬉しいです🥺ありがとうございます😭✨️ (10月19日 13時) (
レス) id: 8563ed1f80 (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - あの、続き書いてくれませんか？とても面白くて、続きが読みたいです！ (10月19日 3時) (レス) @page9 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mugino | 作成日時：2023年10月10日 17時
