二 ページ2
ま、まだ一話しか投稿してなかったのになっ!嬉しいけどなんか怖いなっ!いつか後ろから刺されそうだなっ!ありがとうございます
〜〜〜〜
「ど、どうしましょう……」
戦っているうちに、ぼくばかり狙われて、遂には重傷で戦えなくなっていた
後ろから着いていって、戦闘になると後ろに下がる
そうしているうちに、ぼくは皆とはぐれてしまった
「みなさーん、どこにいるのですかー?」
軽く声を掛けながら、どこにいるのかすらわからない江戸城を歩き回る
でも、重傷の体だと、歩く度に体のあちこちが痛み、体力もすぐになくなる
血がなくなってきて、貧血でも起こしたのか頭がクラクラしてきた
少し休憩しようと、落ちていた大きめの石に腰を下ろす
「……どうしましょう」
ぼくは隊長ではなかったので、本丸に連絡を入れることが出来ない
帰るとしても、隊長の近くにげーとが出るので、そこにいないと結局ぼくは帰れない
回りを見渡して、気配を探っても、敵の気配もしない
膝を抱え、顔を埋めて縮こまる
ひとりぼっちで、どうしようかと考えるけど、寂しさから帰れなかったらどうしようとねがてぃぶな考えに走ってしまう
もう帰れないのかと、会えないのかと考えてしまい、目の前がじわりと滲んできた
「みん、な…どこに、いるんですか……」
涙声でそう言っても、やっぱり返事は帰ってこない
「いわ、とおし……あるじさまぁ……」
すると、頭の上から声が聞こえた
「お前、迷子カ?」
その声に驚いて、顔を上げる
そこには前あるじさまが言っていたせーらー服を着て、緑色の靄を纏って……極めつけに、肩にはあの敵の苦無が止まった女の子
敵だと思い、直ぐ様自身を鞘から抜く
だけど、その女の子は敵対してないようで、喋っていたのを思いだし、警戒しながらも話しかける
「あなたは、だれですか?」
「私は苦無ダ、区別ヲ付ける為ニ、Aと呼バれてイル」
「そうですか、……しゃべれるのです?」
「意思位アル、ぞ?それデ、お前、迷子?」
そうまた聞かれ、一つ頷く
するとその女の子は、腕を上げて、戌の方向を指差した
「お前の仲間、アッチ」
「……しんようしても?」
疑いながらそう聞けば、女の子は頷いた
自身を鞘に収めその子が指した方向へ向かう
「マタ、な」
女の子が後ろでそう言った気がした
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コンペイトウ(プロフ) - 合歓木さん» わぁはやぁい……有難う御座いました!最後むっちゃあやふやになりましたが、楽しんでいただけたのなら何よりです! (2017年5月21日 19時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
合歓木(プロフ) - 完結おめでとうございます!シリアス大好きなのでとても楽しませて頂きました! (2017年5月21日 16時) (レス) id: 20a4380b24 (このIDを非表示/違反報告)
コンペイトウ(プロフ) - 合歓木さん» ふぁ!?合歓木さん!?作品良く見てます!更新頑張ります!でも自分で決めた期限に間に合わなかったやばい(イベント終わった) (2017年4月11日 15時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
合歓木(プロフ) - 苦無が来た事にすら気づかない審神者、挙手(^-^)/ 他人様のコメント欄でふざけてすいません。更新楽しみにさせて頂いております!頑張って下さい! (2017年4月10日 20時) (レス) id: 20a4380b24 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - コンペイトウさん» まぁ王道って要はありきたりなものみたいなものですしね。それもいいですど。基本入り浸ってるんで通知来ると同時ぐらいで読みますからね(¯∀¯;)ゝ (2017年3月31日 17時) (レス) id: ba145ed5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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