4話 ページ6
｢……あの、なんで私こんな状況に？？｣
昼下がり、とある喫茶店で泉さんと、とある男と同じテーブルでお茶をしている。
？｢君は断ると思ったから、こうでもしないと話をまともに聞かないでしょ｣
｢……ほんと貴方は桧山の親戚さん？？やり方が鬼、悪魔！｣
服部｢ほーん、そんなこと言っていいのかね。これほしいんじゃないの？｣
目の前に限定コンビニスイーツ、丸ごとイチゴの生チョコ餅が私の心を大きく動揺させた。そのスイーツはやっとコンビニ巡りをして見つけた最後の1個で目の前にこの男、桧山の親戚の服部耀に目の前で棚から取られ目の前で買われたものだった。
｢うぅ……分かった話きくから。話聞くだけでそれ貰えるなら……｣
泣きそうな声で言う私に泉さんはアワアワしている。
服部｢ほらマトリちゃん、スタンドの件を話んさい、この子1度逃がすと中々捕まらないから｣
玲｢え、あ、はい｣
泉さんはスタンドのメリットを話し始めた。だが私の答えは変わらなかった。
｢ＮＯ。何回来てもこの答えは変わらない。私は貴女方警察に何も手を貸せない。上の人たちは何を考えてるのかしら、私の家の事知ってもなお勧誘してるのなら貴女方の上の人たちは頭がパーね｣
服部｢その言葉聞かなかったことにしてあげる｣
｢それはどーも。もういい？私 暇じゃないの。｣
服部さんに差し出されたスイーツを頂戴し私は振り返ることなく喫茶店を出た。
すると後ろから
玲｢春風さん！｣
私はその名前で呼ばれ後ろを振り返ると泉さんが、こちらに走ってきた。
｢その苗字を大声で呼ばないで。｣
玲｢では……星名さん｣
｢なに？｣
玲｢あ……えっと｣
あ、これ考え無しに声掛けて引き止めたやつだな。ため息をつき、
｢いいよ、敬語いらない。あと名前。Aで呼んで、私も玲って呼ぶから｣
玲｢は、はい星……じゃなくてAさん。
……またお話聞いてもらってもよろしいですか？｣
｢……いいよ、話きくだけなら。スイーツを手土産に来てね｣
手を振り別れた。
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
