私が泣くまで【僕のヒーローアカデミア】 (ページ11)

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９日目ページ11

「....サヨナラ！！」

後ろに向き直り、轟くんの手を引いて走り出そうとしたが、クソ髭やろうが前に移動していた。

「ワープすんなよ...クソ親父」

轟「父親？」

「...なんでこー騙すような真似したの？」

父親「久しいなA」

「すごく久しくない」

お前の嫌な思い出が夢として出てくるお陰で、久しくもなんともねーわ！！

連れ戻されるなだけは勘弁。

父親「....お前が帰ってこなくて3年は経つ

どうだ、そろそろ帰ってこないか？」

「はいわかりました、なんてゆーと思った？」

そう言うと父親と同じ個性と言う名の能力を持つ私と、父親は背後から黒い炎を出し合う。

轟「おい、ここで個性は」

「それもそうだね、そう言うことだからー私は帰んないよ」

行こうと言い、轟くんの手を引き私は父親から離れる。

追ってくる気配もない。

諦めついた？

父親「まぁいい、徐々にお前を連れ戻す」

そんな言葉を私は聞いてもいなかった。

轟「悪かった」

「んえ？！！イケメンに謝られたよ！！」

轟「怒らないのか？」

「なんで？別に騙されただけで怒るなんてしないよ」

悪いのは

"アイツ"なんだから。

とうとう位置までバレたか。

また逃げないといけないのかな。

轟「おい」

「んあ？」

轟「クレープ、もういいのか？」

「...うん！また今度リベンジしよう。」

轟「そうか、送る」

「あー...家は遠いし大丈夫！」

な訳ねーよな。