26話(~ ̄▽ ̄)~ ページ38
その後、倒れてきた棚をなんとか直し、及川さんの腕に長すぎた包帯を巻き付け、及川さんの顔の顔も元に戻ったところで、体育館に急いだ
岩泉「おう、遅かったな」
A「すみません。ちょっと色々ありまして」
岩泉さんに一礼したところで、思い出す。そういえば、ドリンク、ないんだった。
A「えっと、あの…どうしましょう」
岩泉さんも気づいていのか、それとも言おうと思っていたのか、「それのことなんだけどな」と言い続けた。
岩泉「あれ、サッカー部の方に余りがあって貰ったから大丈夫だ。まあ実際はもうないから、買わなきゃいけないな」
A「ですよね。」
どうしよう、今日買ってこようか…
いやでも、スポーツ店まで結構かかるし、部活終わってすぐに行っても空いてるかどうかわからない。
A「じゃあ、明日行ってきます。休みですし」
そう、明日は待ちに待ったかどうかわからない休日だ。部活も明日だけはオフ。特にすることもなかったし、いい機会かもしれない。他に足りないものも補充できそうだし。
岩泉「わかった。でも一人で大丈夫か?」
A「なんですか。岩泉さんは私がそれほどまでに子供だと?」
岩泉「いや…そういう訳で言ったんじゃなくてな」
岩泉「どうも最近、あの辺で不審者が出るらしいからな」
A「…はぁ」
不審者って、最近は物騒ですね。って、先生と同じ事言ってるじゃないですか。ああ、これじゃあ私まで老けて見える…。
A「興味本位で聞きますが、その不審者って具体的にどんな感じなんですか?」
そう、本当にただ興味が湧いただけなのだ。その不審者とやらに。
岩泉「俺も見たことはないんだけどな、噂だと、中年くらいの親父らしいぞ」
いや、まあだいたいそんなことは予想ついてたんですけど。私が知りたいのはそのもっと奥ですよ。外見とか、どんな風にで人を襲うのか…。
岩泉「まあでもあれだ、やっぱり危ないからな、俺ついていくか?」
A「…」
正直、マネージャーの仕事だからあまり手伝わせたくないのだが、不審者となると偶然会ってしまって出会い頭に刺されでもしたら嫌だし。岩泉さんがいた方が安心かな、そう思ってお願いした。
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あおインコ(プロフ) - 蒼空さん» 初めまして、コメントありがとうございます。作者の話は個人的に入れていたので受け流してもらえれば(笑)混乱されないように気をつけます。ありがとうございます! (2018年9月14日 19時) (レス) id: 2fa5f88898 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 初めまして。話の内容凄く良かったです。でも、話の途中で作者の話入れられると、私馬鹿なので混乱して分からなくなるので、御願い致します(←何がだ) 有り難うございました (2017年5月13日 23時) (レス) id: e95dc619dd (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - りんさん» 了解!じゃあ敬語はなしで(笑)アニ絵でも全然大丈夫だよ。むしろイラストもらえるのが嬉しい(*´ω`*) (2016年7月19日 23時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
りん - りんはまだ小さめだから敬語とかは (2016年7月19日 23時) (レス) id: 9fe422214b (このIDを非表示/違反報告)
りん - いやあの「様」は…りんは絵下手くそだしかもしれない。アニ絵しか無理です。すみません (2016年7月19日 23時) (レス) id: 9fe422214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおインコ | 作成日時:2015年5月7日 17時