黄瀬君の双子の妹は青葉城西高校バレー部でマネージャーをやることになってしまいました ３【ハイキュー&黒バス】

７８話 ページ9

胸が苦しい








一緒にいたい








好き








恋








わかんない









私にはわかんない









わかんない…









及川「A…ちゃん？」








A「…え」









及川「大丈夫？ぼーっとしてたよ？」








あ、今ぼーっとしてたんだ私








A「…あ、すんません。ありがとうございました、じゃ」








及川「え！？もう帰っちゃうの？」









A「ほかになんか用あるんすか？」









及川「せめてさ、そのAが恋してる人を教えてよっ☆」








A「え…嫌ですけど」









及川「え〜、Aちゃんのけちんぼっ！」









A「どこの小学生っすか」








涼太以下かこの野郎←








及川「え、まさかのこの及川さん！？」









A「…そうですよ…」








及川「え！？まじ！？」








A「な訳あるか」








及川「…(ショボーン」








あ、すげぇ落ち込んでる…








A「…てか及川さん。知ってて聞いてますよね」








及川「知らないよ…知らないから聞いてるんじゃん」








A「…知らないわけねぇだろ、人間観察趣味のくせに……デス」








及川「無理やり敬語にしてるよね！？どっかのバスケアニメのデカイ人なのAちゃん！？」








A「そのどっかのバスケアニメの超重要人物が私の兄っすけど」








及川「それ言わないでおいたのにぃ…」








A「うざ…」








及川「酷い！？」








A「やっぱり及川さんなんか好きになりませんね、死んでも」








及川「…うん。さっきよりも酷いね、倍酷いね、ならば…倍返しだっ！」








ドンッ








A「え…なんすか」








及川「か・べ・ど・んっ☆」








A「……は？なんなんすか先輩何が倍返しなんですかそれ堺○人っドラマの名台詞ですよね言っちゃだめですよねっていうかこの状況なんなんだよですかいい加減にしねぇとそのアホ面くしゃくしゃにしてるぞコラあ？…デス」








及川「Aちゃん。今のすごい傷ついた」








A「いや知りませんよ、てか早くこの状況をどうにかして下さい」








及川「え？やだよ？」









及川「答えてくれるまで返さない…からね？」









その時の及川さんは、不覚にもカッコよく見えてしまった







…のは幻覚と思いたい

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