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こんなの、IQ3じゃないかぎり
告白してるようなもんって分かるよね。
慎 ｢えっと。｣
『好きだった。』
慎 ｢だった？｣
『うん。』
慎 ｢今は？｣
好きって言われたからってずるいかなって思う。
けどやっぱり自分の気持ちに嘘はつけない。
自分が思ってる以上に、
頭よりも、全身で慎太郎が好きって叫んでる。
.
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『今も。すき』
慎太郎が距離を縮める。
あの日、
樹くんが優しく涙を拭ってくれた日みたいに
慎太郎の体にうまる。
慎 ｢聞こえる？｣
『ん？』
慎 ｢心臓の音｣
慎太郎の腕の中で、首だけ上げる。
『自分のか慎太郎のか分かんないや、笑』
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作者名：でんでん。 | 作成日時：2021年1月31日 22時
