2話(鈴「私の友人が頭良いわけない←」 ページ4
さて、太敦を堪能したから入水でもするかぁー。とでも思いながら現実逃避に浸っている友人を如何しよう
鈴「...孤児院に行くか、放浪者になるか、どっちが良い?」
「放浪者!!!」
鈴「ごめんコトリ私そっち選ぶとは思わなかった!!!」
元気に即答する友人の将来とは...
「エッ、逆に放浪者の方がポトマに会える可能性と探偵社の人に拾われる可能性上がるやん」
鈴「コトリは天才か!?」(錯乱←)
その発想は無かった。
ニッコニコの友人は立ち上がって「さてさて〜マフィアが選びそうな倉庫探そ〜」と
子供(なのだが)の様にハシャグ
あれ?...もしかしてこの世界ではコトリ有利じゃ?
「......行こっ！鈴」
思ったけど、私達って互いに名前で呼び会うの久しぶりじゃない?
＊＊＊
「誰に会いたい?(ポトマで)」
鈴「そうだね...メジャーの芥川さんとか?」
「嗚呼、僕は紅葉姐」
鈴「解る」
思ったけど、芥川さんとか殺されそう。
如何やって話し着けよう
足取りの軽い親友が大変心配だ。
「樋口さんとかも良いかな?...いや一番手っ取り早い首領の方が...」
そんな其処ら辺にマフィアのボスがいるわけない。
と言うか森さんの方が危険性高いよ！
「森さんだったら引き取ってくれるよ、ロリコンだから。(私達まだ守備範囲内)」
成る程守備範囲内か。
「其に此方には奥の手(最終兵器)が居るからね」
待って私の方に顔を向けないで
「そー云えばトリップあるあるで能力貰えないかな」
鈴「何欲しい?」
「チート有りなら能力コピー」
確かに!!!
「けどなー、此と言って特技無いし...僕は」
鈴「エッ、有るじゃんゲーム」
ゲーマーが何をいってんの?
コトリは驚いた様に見開く。
「鈴は絵だよね、と言うか絵以外は成績と好奇心とピアノと...エッと」
ボソボソ小さいけど、上げた事以外に指折りしながら数えている。
鈴「意外と有るね」
「いやいや！鈴だよ！鈴の良いところ何て3つじゃ足りないよ!!!」
「十個でも云えるね!!」と自信満々にドヤ顔するコトリは可愛い
「友達の良いところが云えない友達なんて居ないよ!!!」
満面の笑みで云うから泣きたい。
私は後ろからコトリを抱きつこうと"した"
もう一度云うと、した!!!
コトリは私を避ける様に道を外し、私は転びかけた
転びかけたけどコトリは私を支えてくれた。
やっぱり可愛い(もしかしたらメンヘラルートが...!)
3話「樋口ちゃーん！！」→←1話「殺せ!!!俺を殺せ!!!」(←コトリです)
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作者名：黒猫のコトリ | 作成日時：2016年12月1日 18時
