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「やっと来た。もうみんな寝ちゃったよ」
明かりは消え規則正しい寝息が響く部屋にやっと下りてきたAが入ってきた。
「瀬名は起きてたんだ?」
「あいつらが騒ぐから寝れなかっただけ」
「ふぅん。私はどこで寝るの」
「酔っ払いの隣」
そう告げると如何にも嫌そうな顔をするA。
「瀬名は?」
「俺はその隣」
「そっ」
Aは素っ気なく返事をし酔っ払いの隣の布団へ入る。
「モデルさんが遅くまで起きてていいの?」
Aの隣の布団へ入ったのと同時にそう聞かれた。
「いいわけないでしょ〜」
「あ〜そ」
今度は適当に返される。
なんなの?
Aを待ってたんでしょ、バーカ。
そう思いながらAの頬を抓った。
「痛いなぁ、女の子には優しくしなさい」
「Aには十分優しくしてるでしょ〜」
「はぁ?」
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作者名:ねこ | 作成日時:2018年4月1日 20時