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夕飯の支度をしているとカウンターに置いていた携帯が鳴り出す。

手を拭き電話に出る。




「はいは〜い」


『そろそろそっち着くけぇな〜』


「ご飯できてないけど〜」


『だと思ったわ〜』




電話の相手は花梨。




『まぁ飯より先にお風呂入ってもらうけぇ大丈夫よ〜』


「女の子が飯って言うな。はいよ、了解」


『中身男でーす』


「私男の人きらーい」


『待って!女!中身女!だから嫌いにならないで〜!』


「はいはい、大好きですよ〜」


『えへへ〜』


「もういい?ご飯作るから」


『はいよ〜!』




花梨の返事を聞き電話を切る。




「なんかうるさかったな。月永先輩が暴れてるのかな」

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作者名:ねこ | 作成日時:2018年4月1日 20時

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