思いがよっつ ページ5
朝食もそこそこに一限目の用意をしに寮に帰り荷物を持って地下へ行く。そう、一限目は魔法薬学なのだ。私のお慕いしている教授の授業で上機嫌で向かっていたが前を歩く赤毛の双子に一瞬動きが停止した。
そうだった、今日はグリフィンドールと合同だった。
今もしかしたら過去最高に機嫌の悪い教授の事だ、グリフィンドールの減点祭りは待ったなし。しかも双子が授業に出ているという事は失礼だが悪戯しに行くようなものだろう。
そう思っていても私に出来ることは双子に少し注意をするだけで特に何も解決にはならず、結局授業中に双子は悪戯をし教授は激怒していた。
授業の片付けをしていると気づいたら私は最後になっていた。それをいい事に私は教授に話しかける。後にこの判断を悔やむのだが、教授に話しかけれるという喜びでいっぱいの私には後の事なんて考えているはずもなく。
『スネイプ教授、最近ご機嫌が優れない様ですが大丈夫ですか？聞いた話によるとグリフィンドールの新入生が関係しているそうですが、教授が気にするような生徒ではないと思うのですが。』
この時もう少し頭を使って言葉を選んでいればよかったのだが、正直不機嫌の種であっても教授の頭の中にいられるその新入生を私は羨んでいて、言葉を選ぶという選択肢はなかったのだ。
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minyon(プロフ) - 読ませていただきました。もっと評価されるべき作品だと思いました！凄く素敵な作品に出会えて幸せです！ (2020年8月30日 10時) (
レス) id: 542a84dab0 (このIDを非表示/違反報告)
黎亞(プロフ) - エースさん» 読んでいただきありがとうございます、楽しんでいただけたなら嬉しいです。 (2018年9月9日 21時) (レス) id: 6b044dd44f (このIDを非表示/違反報告)
エース - すごい！！こんな面白い素敵なお話を久しぶりに見ました！ (2018年9月9日 13時) (レス) id: 51893507e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黎亞 | 作成日時：2018年8月23日 0時
