検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:28,389 hit

十七 修行日記 其ノ弐 ページ17

二年目

私は寝る間も惜しんで、修行に励んだ。
そのため、この頃はカナヲちゃんと力量があまり変わらなくなってきた。
二人で一緒に修行を受けることもあった。

「ふふっ。二人とも、よく頑張ってるわね。これで花の呼吸の型は全て教えたわ。あとは、技術ね。どんどん技の精度をあげていくことを目標にするといいわ」
「はい、師範!」
「……はい」

私は……私たちは、この生活が、いつまでも続くと思っていた。
大切な人は漠然と、明日も明後日も、生きているように思えてしまう。
そんなことはない、特にこの仕事柄、いつ死んでもおかしくない身だった。

「あら、緊急の任務? しのぶ、暫く開けるわ。帰りが遅くなるかもしれないけど、それまでこの屋敷とあの子たちをお願いね」

十八 胡蝶しのぶside→←十六 修行日記 其ノ壱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カナリア | 作成日時:2019年11月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。