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「そういえばAの部屋はどうする？」
歓迎会が進み、たくさんあった食べ物が無くなり楽しく雑談してた時、ユンギヒョンが質問を投げかけた。
「あー確かに。ご飯中に決めようとしてたけど忘れてたね。A、どこの部屋がいいとかある？」
「あ、いや、どこでも大丈夫です！どこでも楽しそうだし…！」
そう！どこの部屋になったとしてもそれは僕のご褒美でしかない。
ナムジュニヒョンの酷いと噂のいびきも一回体験してみたいよね…！！
「今ベッドが空いてる部屋はどこだっけ？」
「はーい！僕達のところ空いてますよ！」
そう言って手を挙げたのはジミニヒョン。
「あー…そうだね、OK！じゃあジミナ達の部屋でいいんじゃないかな？」
「やった〜！じゃあ、部屋案内するよ！Aおいで！」
そう言いながらジミニヒョンに手を引かれ、リビングを後にする。
「ここだよ〜。」
リビングから二つ離れた扉の前で止まり、楽しそうにこちらを振り向くヒョン。
かわいすぎないかな。大丈夫？誘拐されない？
そんな意味不明な思考を一度頭を振ることで消そうとする。
「昨日、Aと同じ部屋になれたらいいなって思いながらホソギヒョンとジョングガと片付けてたから多分綺麗だよ。」
そう言いながら開かれた扉の先には二段ベッドが二つと小さめの折りたためる机が置いてあった。
「この部屋は僕、ジョングガ、ホソギヒョンの３人で使ってる部屋だよ〜。すごい狭いでしょ？」
「いやいや！そんなことないですよ！」
確かに狭いとは思うけど、でも推し達が寝ている部屋は狭くたって国宝だから全然問題ない。
これから一緒に寝ることになるのか…。え、嘘じゃん。僕寝れるかな？
「おーい！Aの荷物忘れてるぞ〜？」
「Aヒョン、部屋気に入ってくれました？」
少し大きめの声で呼びかけながら、僕の荷物を持ったホソギヒョンとジョングガが部屋に入ってくる。
「あ！ホソギヒョンごめんなさい！また荷物持ってもらってしまった…。」
「はは、大丈夫だよ！」
神様仏様ホソク様じゃん…。
「Aヒョン、ベッドどこで寝たいです？」
ジョングガが僕に問い掛けてくれる。
「んー…特にこだわりないなぁ。どこが空いてるの？」
「今空いてるのは、左側のベッドの上の段だったはずだよ。」
そうだよね？と他２人に確認しながらホソギヒョンが教えてくれる。
「じゃあ僕そこに寝ます！左の上の段！」
「了解！天井近いから頭打たないように気を付けてね？」
続く (更新停止中)
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作者名：ヒョナ | 作成日時：2022年9月13日 2時
