かまぼこ隊とヨコハマ【鬼滅の刃】【文豪ストレイドッグス】

家？ ページ32

「おぉー……す、凄いな」
「これ家なのか？」
「家、だと思うぞ……多分」


俺の家を見て何故か感嘆の声を上げる二人。何故、そんな声を上げるのか俺には分からない。と言うかこの二人の意見が合うなんて珍しいな！？


「母さんもいると思うけど…本当にいいんだね！？」


「命の保証はしないよ！？」と言えば「大袈裟だなあ、善逸は」と言う返しが来た。炭治郎は母さんを知らないからそんなことが言えるんだよ！ あの料理を知らないから言えるんだ！！


「た、ただいまぁ…」


恐る恐るドアを開けて言うと「おかえりなさい」と少し怒気の含んだ声で言われた。どうやら母さんは玄関で待ち構えていたらしい。色んな意味で怖い。


「もう！ 何度も何度も電話したのに何で出ないの善ちゃん！！ ……あら？ お友達？」


お説教タイムが始まるかと思いきや早々に母さんが炭治郎達の存在に気づいてくれたお陰で今回は短く終わりそうだ。ナイス、炭治郎、伊之助！！


「善逸と何時も仲良くさせてもらってる竈門炭治郎です！！ この猪頭が嘴平伊之助で」
「フン！！」


おい、他人の家の母さんに鼻息で返事するってホントに常識がなってないね伊之助は！！ …相変わらずか。

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