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仲良く ページ15
「それにしても、君達は仲良く出来ないのかい?」
無月がそう云うと、織田作は首を傾げ云った。
「仲良く出来ていると思っているのだが」
「はあ!?何処が、全然でしょ!!嘘を無月さんに教えないでくれる?」
「そうなのか?」
どうやら話が通じて居ないらしい。そんな二人を見て無月は笑った。
「…何、一人で笑ってるのさ。気色悪い」
「ふふっ、いやね。少し昔の事を思い出したのだよ。大丈夫、君達はきっと仲良くなれる」
確信を持った目で無月は云った。治は怪訝そうな顔をして無月に問う。
「何で、云い張れるのさ。根拠なんて何処にも無いのに」
「そうだねえ。根拠は慥かに何処にも無いけれど、私には分かって仕舞うのだよ。きっとこれは大人の勘だね」
「無月さんが一番、大人から掛け離れているのに?」
「酷いっ!!相変わらず辛辣だね、君っ!!」
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