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7話 ページ7



包帯グルグル巻きで炎天下の中、作業している実弥を見て「包帯を外してもいいよ」と言った。余程暑かったのだろう。実弥は直ぐに包帯を外す。


「……治ってやがる…」


自傷の傷も鬼にやられた傷もかなり深かった。なのに、傷痕すら残らずに綺麗に治療されている。それを見た実弥は目を見開いていた。


「ボクの努力のたわものさ。こう見えても医者だからね。まあまあそれなりにできる」
「…てめぇが医者とか人間殺しまくってんじゃねェの?」
「莫迦を言え。助けまくっとるわ莫迦」


実弥に軽めのチョップをした後、小さい鞄をからう。


「ちょっくら仕事行ってくるからサボんなよ」
「へいへい」


実弥の気の抜けた返事を聴きながらボクは家を出た。

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作者名:フ瑠ラン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年9月15日 19時

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