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よくやってくれる ページ6



母は生まれた弟と妹を連れて家から出ていった。父は酒に溺れ、最後には女を作って家を出た。

兄や姉は関係のない振りをして、遠くの学校を受験。寮生活になる為、家を出た。

大家族だったからその分家は大きい。その家に私と天元、伊之助の三人だ。少し寂しく感じる。

少し前はおばあちゃんもいたのだけれど、おばあちゃんは持病が悪化して今、病院に入院中だ。薬局もおばあちゃんが営んでいたのだけれど、おばあちゃんが入院して帰ってくるまで私が肩代わりしている。薬の調合の仕方を小さい頃から習っていて良かったと思った。

天元は小さい頃から私にべったりだった。倒れた日には私と何かを重ねて「死ぬな、死ぬな!」と言うのだ。

昔から達観していた。勉強もできるし運動もできる。気がついたら派手好きになっていた。友達も多い方だと思うし、ガールフレンドなんか三人もいる。

将来その三人の子と結婚するなんてほざいていたから殴って女の達にごめんねと謝ると「別に私達はいいです。三人で嫁になるんですから!」と言われた。それでいいのか、女子達よ。最近の女子の考えることが全く分からない。


「姉貴、姉貴も学校行けばいいじゃねぇか。俺が今日は休むから」


私は今、中学三年生。受験シーズン真っ盛りだ。でもがったには行っていない。伊之助がいるからね。

保育園に預けたこともあったけど、私の顔が見えないと不安になるらしい。ずっと泣き叫ぶと保育士の方から苦情を受けた。

それからは保育園に預けることをやめて、学校をずっと休んで伊之助の面倒を見ている。

別に大丈夫→←かくかくしかじか



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- いつも読ませて頂いています。応援しています!無理のない範囲で、更新頑張って下さい(*´∀`) (2019年10月27日 8時) (レス) id: c89830493e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フ瑠ラン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年9月9日 14時

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