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『村上さん…？』
「ふぁっ！？へ？」
想像から現実に引き戻されて、驚くくらい間抜けな声が漏れるから、くすくす笑うAには、
『今日はなんだか天然系？』
俺はいつもの村上さんよりも、天然部分が多く出とるようやから、もう、やったらこの勢いで、
「ヤスから聞いたんか？」
なんでどうとでも取れる質問を投げてみた。
『ん？ヤスさんから…？なにを？』
演技でも隠してるでもなく、ほんまに訳がわからへんというように俺のことをじっと見て、眉間にキュッとシワがよって、
『んー？なんのこと？』
小首を傾げられたら、
「知らんのやったらそれでええ」
ふいっと顔を横に背けて、慌てて立ち上がって酒を注ぎに向かったのは
「あっぶな…」
誰にも聞かれんと呟くため。
酔ってるとはいえ、一瞬にして制御なんて飛び越えてしまいそうやったわ。
ちょっとしたことでぐらぐらに揺れる俺は…俺がせなあかんことは、やっぱり一つしか思いつかなくて、そうせんと前には進まれへん。
いろいろなことを精算せんとあかんよな。
ここ数カ月…ちゃうな。
半年以上の自分に、ケジメ…をつけんとあかんよな。
こんな気持ちで居るなら、ちゃんとせな…。
安「でっかいため息やなぁ」
「おわっ！」
今、一番会いたくないと思っても会ってしまうのはここの人やから。
安「そこまで大げさにせんでもええやん」
「…驚いただけや」
安「ふぅん」
「なんや？」
安「別にぃー」
「…」
なんやこの余裕な感じ、めっちゃ腹立つな。
安「んー？ボクの顔になんかついてる？」
「…いや、別に」
安「なんや、なにか言いたげな顔しとるけど…
ま、ボクにじゃないみたいだし、何かあったら呼んでなぁ」
「…立つなぁ…」
スッと俺の前を通り過ぎるヤスに心の声が漏れる。
安「んー？」
聞こえたのかそれとも聞こえていないのか。
俺が何かを言ったから振り返っただけかもしれない行動に、なんだかさらに腹が立つ。
「ほんま、う…」
ほんま、うざい
思い切り言いそうだった言葉が止まったのは、止められたのは
『村上さんっ！』
Aが俺を呼んで、後ろから二の腕辺りに触れたから。
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華絢(プロフ) - kukuさん» 乙女だから大丈夫よ(〃ω〃) 甘やかされたいのを引きずってるけど、、、まぁ、良いかしら？笑 (2019年9月21日 7時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
kuku(プロフ) - わたしこの場所にいて大丈夫かしら？って思いながら普通の恋愛を楽しむねwwもはや普通がわかんないけどww楽しみにしてるねー！ (2019年9月21日 7時) (レス) id: 77b505d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ブルームーンさん» こちらこそお立ち寄りいただき、ありがとうございます(〃ω〃) ね、どうなりますやら。彼はどう動いてくれるかなと、私も楽しみです(〃ω〃) (2019年6月14日 15時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わぁー、どうなって行くんだろ…めちゃ、楽しみです！いつもありがとうございますm(_ _)m (2019年6月14日 14時) (レス) id: 9f4337f44a (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 蒼乃碧さん» そんな気がしてましたかー？？？ねー、本当に、色々と、、、(ΦωΦ) (2019年6月3日 17時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年5月14日 15時
