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six. ページ8

「確かに、これなら大丈夫そうだな。俺は副主将の岩泉一だ」
「…」
「…」
「……やっぱさっきの怒ってるのか?」

何も話さない私たちの様子に岩泉先輩は困ったように眉じりを下げた。“そうでは無い”と首を横に振る。

国見が助け舟を出してくれた。

「2人とも話せないらしくて」
「そうだったのか、わりぃ」

“気にしないで”と片手を挙げる。

だが、任務のためとはいえこれからマネージャーをやるのだ。話せないというのは彼らにとって不便極まりないのでは無いだろうか。

そもそも任務のためだ。でも、彼らに水を差すようなことをしてはいけないだろう。


バレーだって、ルールも詳しくは知らない。

彼らはバレーに対して“本気”だが、私たちはあくまでもバレーは“ついで”なのだ。


これは彼らに失礼では無いだろうか。

そもそもあまり人と関わるのは得意では無いのだ。



「お前ら何やってんだ」
「お前ら居ないと練習進まねーんだよ」
「どうしたんだ?国見」
「あ、松つんとマッキー。それに金田一も!ちょうど良かった。この2人、入部希望者ね。マネージャー。訳あって喋れないらしいけど、ノリはいいよ」


奥からぞろぞろと人が来る。休憩時間に入ったらしくて、皆こちらの様子をうかがっている。


「和歌月Aちゃんに狗巻棘くんです!和歌月ちゃんが1年で国見ちゃんと同じクラスなんだっけ?狗巻くんは2年かな?」
「お〜イケメンだ」
「どっちも綺麗な顔してんな。及川負けんじゃね」
「勝負してないから!」
「ま、よろしくな」

マッキーと呼ばれた先輩らしき人が、タオルで手をふいたあとに、手を差し出してきた。握手だろう。拒む理由もなく、自分も手を出す。

「ちっちぇ」
「…?」
「…」(無言の圧力)
「待って狗巻怖い笑」

※※作者のツッコミ※※→←five.



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心陽 - いろいろせんじてるし他の奴にも言ったらいいのにな〜… (2021年2月11日 12時) (レス) id: a139c100f3 (このIDを非表示/違反報告)
青菜ですが - いろはさん 同感です!!ホントですよ,誰ですかそんなこと書いた人?!私も,この作品面白いし,見てて楽しくなるので好きです!!!アンチコメなんて気にせず更新頑張って下さい! (2021年2月6日 16時) (レス) id: 992cadd4f3 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - 誰だよ     そんな事書いたやつ?!私は、この作品とても面白くて好きですよ!更新頑張ってください!応援してます (2021年1月24日 14時) (レス) id: 88cee06acb (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年1月15日 13時) (レス) id: f345edd9e1 (このIDを非表示/違反報告)
あかり510 - 僕の!推しだ!!好きです!ありがとう主様ァァァァァァァァァァ!!! (2021年1月11日 21時) (レス) id: 3f067938ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霜月 | 作成日時:2021年1月10日 1時

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