1話 ページ2
荘園に着き、扉にコンコン、とノックをする
「は〜い!」
明るい元気な声が聞こえ扉が開かれた。
そこには麦わら帽子を被り緑色のエプロンを着ている可愛らしい女の子が居た。
「わあ!!新人さんなの?」
『し、新…人?』
「急にごめんなさい…!私は、エマ・ウッズって言いますなの!!」
独特だけれど、可愛らしい語尾だなぁと思いながら、私も名を名乗る
『はじめまして。私はAと言います。よろしくお願いします。』
庭「よろしくお願いしますなの!!!新しいサバイバーの方よね、さぁ!上がって!なの!」
どうやら彼女は語尾に「なの」が着いてしまう可愛らしい癖があるようだ。
『失礼します』
__________
中へ入り、エマさんについて行くと大きな扉があった。
庭「ここは食堂なの!今きっとここに人が集まってると思うから行きましょうなの!」
『はい』
そして、戸を開けると結構人が居て驚いた
視線が私とエマさんへと向かう
庭「新しいサバイバーさんなの!!」
『Aと申します。不束者ですがこれからよろしくお願い致します。』
その後すぐに声をかけてくれたのは、機械技師のトレイシーさんだった。
機「わ〜!!新人さん!よろしくね〜!!僕は機械技師のトレイシー・レズニック!!よろしくね!!」
『はい、よろしくお願いします!』
そうして沢山の方々と挨拶をし、食堂から離れ自分の部屋へ向かう
『(結構たくさんの人が居たなぁ、覚え着れるかな)』
と思いつつ、歩いていると誰かと肩がぶつかってしまった。
『…!』
「!すみません、怪我は無いですか…?!」
視線をその人にやると、かなり怪しい見た目をしていた。
全体的に黒っぽく、目隠しをしフードを被っていた。肩には梟が乗っていた。
『いえ…!大丈夫です!私こそごめんなさい…』
「いえ、大丈夫ですよ。…ん?新人の方ですか?」
『あ、はい!そうです、Aと申します…!』
「素敵な名前ですね、私はイライ・クラークと言います。これからよろしくお願いします」
『はい!…では部屋に行くので…!』
失礼します、と言おうとしたところ
占「荷物、持ちますよ。女性ですし部屋はここから少し離れていますから。大変でしょう。」
と、荷物を持った
『え…!そんな、申し訳ないです…!』
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いくら | 作成日時:2022年10月10日 7時