二重人格メガネクラッチシューターの妹がバレー部でマネージャーとして活躍してます！

誠凛バスケ部の練習 ５ ページ42

順 ｢だから、オニーサンって呼ぶんじゃねーぞ！ダァホ！！｣


黒 ｢じゃあ、なんて呼んだらいいですか？｣


順 ｢日向さん｣


黒 ｢わっかりましたー。日向さん｣


順 ｢なんか呼ばれたくねぇなくっそ｣


灰 ｢Aのお兄さん黒尾さんのこと嫌いなんすね｣


黒 ｢リエーフ後で覚えておけ｣


灰 ｢ええ！？なんすか！？｣


黒子 ｢あの…｣


『ごめんね、うるさくて…』


黒子 ｢僕と火神くんとキャプテン、Aさんと黒尾さんと灰羽さんの3on3でいいんじゃないでしょうか｣


『え！』


火 ｢お！それいーな！じゃあ、やろーぜ！｣


順 ｢Aの敵になるのは嫌だが、コイツを倒すならいいな｣


黒 ｢Aちゃんよろしく〜｣


灰 ｢勝とうな！｣


大丈夫なのかな…このチーム…。









相 ｢それじゃ始めるわよ。｣


ピー！！！


灰 ｢俺のボール！！｣


『！リエーフナイス！パスして！』


黒子 ｢Aさん抜かせません｣


『私の相手は黒子くんかーでもね、私だって考えてるんだよ？』


黒子 ｢…知ってます｣


リエーフの所にはかがみんがいる。あそこにパスを戻したら確実に取られる。だからといって鉄朗さんに出すにはお兄ちゃんが完全カバーしてるからパスは出せない。だとしたら…


灰 ｢おー！Aすげえ！｣


火 ｢なに抜かれてんだ黒子！｣


黒子 ｢すみません…ですが、今のは…｣


『いただきー！』


順 ｢やべ、反応遅れた！！｣


黒 ｢Aちゃんやるねぇ｣


『まずは先制頂いたよかーがみん！』


火 ｢負けねーからな！｣


黒 ｢Aちゃん生き生きしてるな｣


『バスケ大好きなんで！』


灰 ｢今度は俺も活躍するからな！｣


『頑張ってよ？』


そこからは点を取ったり取られたり…
リエーフが1点入れた時は喜んでハイタッチしたけどそこからは1点も入らなくて…かがみんのやろう…。鉄朗さんもバスケ上手くて5点は取ってくれてちょっと凄いとか思って…私もそれなりに取ったんだけど…


相 ｢おしまいよ！火神くんチームの勝ち！｣


『あ、ありがとうございました…』


灰 ｢あー！負けちゃったー！！｣


黒 ｢やっぱりバスケ部には勝てなかったかー。｣


リエーフは床に大の字で寝転んでいて鉄朗さんはリエーフのお腹を枕にして倒れていて、私は壁に寄りかかって休憩をしている。


火 ｢おい。｣


『ん？』

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