二重人格メガネクラッチシューターの妹がバレー部でマネージャーとして活躍してます！

思い ページ21

『それにね、私が今入ってる部活はバレー部なんだよね。だから、お兄ちゃんがいる…かがみん達の練習出れるのはバレーがない日くらいしか…』


火 ｢んじゃ、その日で｣


『え？』


黒子 ｢馬鹿ですか。そんなことしたら、Aさんの休みが無くなってしまいます。｣


『そ、そーだよ！ありがとう、黒子くん』


火 ｢前までお前なら参加してくると思ってたのになー｣


黒子 ｢なにか部活であったんですか…？｣


『え？いや、あったっていうかないって言うのか…？』


黒子 ｢僕達で良ければお話し聞きますよ。部活終わったら迎えに行きますよ｣


『迎え！？大丈夫だよ！1人で行けるよ！？』


黒子 ｢それは、分かっています。火神くんと先に行ってしまうと恐らく先に夕飯を食べてしまうかと…｣


『え、いいのに。』


火 ｢とにかく！迎えいくっつてんだから待ってろ！｣


『うん…ありがとう！2人とも練習頑張ってね！！』

黒子 火 ｢はい。/おう！｣


私は2人を見送ってからテーピングや足りなかった物品を買って部活に戻った。


『帰ってきましたー』


夜 ｢おー！来たな！そのまま来てくれ｣


『…？はい？』


灰 ｢A！夜久さんに足を！！！｣


ドカッ
夜 ｢ふざけんな！お前がもっと体重下に落としてレシーブ取れば良かったんだよ！｣


リエーフは、足首を抑えて痛みを耐えてるのに夜久さん遠慮なく蹴っちゃうのね…(笑)


『そーだよー？リエーフちゃんとレシーブ打てるようにならないと選手として出してもらえないかもしれないよー？』


灰 ｢それはやだ！｣


夜 ｢だったら、真面目にやれ｣


灰 ｢はーい。Aテーピングして！｣


『うん。わかったよ！』


でも、リエーフの足首は思ったより腫れてなくて…


『気をつけてね？』


灰 ｢おう！黒尾さん！俺と練習しましょー！！それか、研磨さんトス！トス欲しいっす！！｣


元気だな〜


夜 ｢あいつ、すぐバテルのによく練習するよなー｣


『ほんとですよねー！力が有り余ってますね！やっぱりレギュラーになって試合出たいですもんね！』


夜 ｢それだけじゃねーと思うけどなー｣


『それはどういう…？』


夜 ｢お前を全国に連れていくためじゃねーの？｣


『あ…』


そんな約束…したな…。みんなに私を連れてってなんてわがままなこと…


夜 ｢あいつより俺らが先に連れていくから待ってろ？｣


そういうと、夜久さんは鉄朗さんの方へ走っていった。

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