episode25 ページ44
そんなっ…。
うそだ。
「Aさん、颯くん…。」
「どこに行ったんだよ！！！A！！！」
「颯！！！戻ってこい！！！」
叫べども叫べども、彼らは戻って来ない。
後に残ったのは2人がいつも身につけていた指輪だけ。
「Aと颯は、役目を果たしたんだぞ。」
リボーンさんは一切曇りのない表情でそう言った。
「颯の役目は元からそういうものだ。」
沢田くんたちはしょうがないというような、
どこか遣る瀬無い表情をしていた。
仲間が消えた。
彼らにとってはそうじゃなくとも、僕たちにとってはなんの前触れもなく。
「うッ！！」
「カントク！どうした！どこか悪いのか？！」
カントクがいきなり頭をおさえ痛みを訴えた。
それを心配するキャプテン。
僕は呆然と立ち尽くしたまま。
「攻撃に当たったか？」
獄寺君がそう言うも、カントクは首を横に振った。
「違う…っ、なにか、何かが消えた。」
「…リーナスか。」
リボーンさんが呟くと、沢田君たちは固まった。
僕だって信じられない。
リーナス。カントクの姉。
「Aを解き放ったのはリーナスだろう。
あいつもそう言う役目なんだ。」
「なんで、みんなそうしてまで…。」
「Aは、風はこの世界になくてはならないものだ。今も何処かかで風が生まれているんだぞ。」
その言葉の意味を、その時僕は深く考えていなかった。
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ミリア - もし今後他の作品を作る予定があったらリボーンとコラボかトリップか転生した銀魂の銀時か高杉の姉か妹かワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて下さいこれからも応援します (2017年10月10日 17時) (
レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きな作品になりました。 (2017年10月10日 17時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキノ | 作成日時：2016年11月7日 16時
