episode16 ページ35
颯 side
翌朝、俺はツナの部屋に行った。
「ツナ、今までありがとうな。」
「颯…許さないからな。あれだけは。」
「しょうがねーよ。あれしかないんだからよ。」
「他にも方法はあるはずだろ！」
「方法…？何の方法だよ。
ねえよ。Aはもう殺人鬼化しちまったんだ。
あいつの中に嫌だという意識があれば別だが、
もう、無理なんだよ。
星空は代々こういう役目だよ。
だから俺以外に星空はいない。そうだろ？」
「なんだよそれ…そんなの…残酷すぎる。
俺、俺さ、お前がここを出て行った時それが嫌で出て行ったんだと思ったんだ。
でもお前はそんなことはできないから、裏切ってないそう思った。
だけど…やっぱり嫌だ…。
お前と、Aと、まだやりたいこと沢山あるんだ！！」
「ツナ…。」
俺だって…俺だってお前らと。
獄寺、山本、笹川、クローム、雲雀。
…A！！
「俺だってお前らと一緒にいてえよ！！！」
「…颯。」
ツナが眉を垂らす。
ごめん。ごめんな、ツナ。
俺はお前達と一緒にいることができて、凄く楽しかった。
だけどこれだけはしょうがねえんだ。
「じゃあな、ツナ。また明日。」
「…明日！頑張るから！俺も、皆んなも！」
「あぁ。頑張ろうな。」
あいつらが得意なのは幻術や科学技術を駆使した戦闘。イノチェンティやケーニッヒやベルデなどと同じような頭脳を持った科学者が驚くほどいる。
いくらボンゴレ自体とあっちのファミリーに戦力差があったとしても門外顧問やイタリア本部の人員をさける訳じゃない。
あくまでも、ここにいる奴らだけで戦う。
今回の相手が、どうか。
幻術は得意じゃない。
それは、ボンゴレ全体に言えることだ。
違う。だからこそマーモンを向こうから引き寄せたんじゃないか。
勝つ。
勝ってAを取り戻す。
元のAを。
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ミリア - もし今後他の作品を作る予定があったらリボーンとコラボかトリップか転生した銀魂の銀時か高杉の姉か妹かワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて下さいこれからも応援します (2017年10月10日 17時) (
レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きな作品になりました。 (2017年10月10日 17時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキノ | 作成日時：2016年11月7日 16時
