胸騒ぎ ページ4
「ねえ獄寺。」
「んだよ。」
「あんなところにボスを放置しておいていいの？」
「なっ！俺だって反対だ！
しかしなあ、リボーンさんが決めたことだ。」
「リボーンも無茶言うわよね。」
ボスを1人、1番狙われそうな場所に置いておくなんて正気の沙汰じゃないわよ。
後ろの席からディーノが呼びかけてくる。
「A、傷は痛むか？」
「平気よ。」
「そうか、外からの殺気がとてつもねえ。
隠しきれてないこれは素人のものか、わざとなのか。」
「私もさっきから感じていたわ。
この刺さるように痛む感じ、嫌いなんだけどね。」
「殺気？」
虹村先輩が疑問符をつけて殺気の意味を確信してきた。わからないのか。
つくづく一般人は平和ボケだ。
ここにいる多くの人間が何も知らずにウィンターカップの決勝を楽しんでいる。
「殺す気持ちと書いて殺気よ。
マフィア界にいればそのうちわかってくるわ。」
「おっかねえ…。」
「普通のことよ。
これを隠すと気配も消せるし、
逆に痛いほどの殺気を放つのはかなり難しい。」
「てかそんな簡単にいてえほどの殺気放つやつは恭弥ぐれえだよ。」
「雲雀は純粋な殺しの気持ち、あるからね。」
「けっ、才能の一種だぜまったく。」
みんな雲雀がいないからこんなことをポンポンと言うが、実際いたら咬み殺される。
虹村先輩は雲雀のことを知らないのか頭に疑問符が沢山浮かんでいた。
マフィア界には慣れと交流だ。
この２つさえ満たしていればだいたい強くなる。
「そういえば、リボーンは？？」
私達に指示を出したリボーンが見当たらない。
どこへ行ったのだろうか。
「ああ、小僧ならなんか外がきになるから会場の外にいるって言ってたぜ。」
「そう、なんだ。」
何があるのだろうか、リボーンの感は外れない。ざわつく。
胸騒ぎが、抑えきれなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリア - もし今後他の作品を作る予定があったらリボーンとコラボかトリップか転生した銀魂の銀時か高杉の姉か妹かワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて下さいこれからも応援します (2017年10月10日 17時) (
レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きな作品になりました。 (2017年10月10日 17時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキノ | 作成日時：2016年11月7日 16時
