episode4 ページ23
「俺達をここに呼び出して、なにがしてえんだ。
…沢田。殺そうってか？」
ツナは一瞬キョトンとした後に滅相も無い！！と手をブンブン振った。
マフィアはそう思われてももしょうがねえってわけか。
「…？じゃあなんだよ。」
「そう先を急ぐなよ。先輩？」
俺は挑発するように日向をみた。
「いや、もうその必要もねえな。日向。」
「おい、颯！先輩だぞ！」
隅に座っている男に注意される。
あぁ、誠凛の一年にいたな。
名前は降旗だったか？人の名前を覚えるのはあまり得意では無い。
「言ってなかったな。
俺らは年齢を偽装してる。
ちなみに俺は18、Aは15だ。そんでツナ達は14。俺達全員この任務のために年齢を偽装している。」
それにも衝撃を受けたようだった。
目を見開くものもいる。
驚くのも無理はない。
一般人と俺たちは相容れぬ関係なんだ。
「それに、話はまだ終わってねえよ。
なあ？ツナ。」
「うん。そうなんです。
俺達はイタリアンマフィアで、相手はアメリカンマフィアなんです。
戦力は圧倒的にこちらの方が上。」
ツナがそうは言っても誰も「すぐにやっつけられるんじゃないか。」なんて発言しなかった。
無理なんだ。
あんな命がけの戦い、殺し合いをみた後でそんな軽い発言をできるものはここにはいない。
多くの犠牲を出してしまう。
「あの、お前らのボンゴレ？ってどのくらいの規模のもんなの？」
火神が何の脈絡もなくそんな話を振る。
そこ普通気になんねえだろ。
俺はツナの補助役で入る。
「ボンゴレファミリーは伝統、格式、規模、勢力全てにおいて別格と言われるファミリーだ。
ディーノなんかの個々でも巨大なファミリーと同盟を組み、1万近い組織を傘下においている。
まあ、ボンゴレに喧嘩をふっかけてくるなんてファミリーそうそういねえよ。」
例外として骸なんかはいるがな。
「ボンゴレにかかれば何でも動かせる。
政治や経済、島なんかもまるまるでいくつも買い取ってる。ジャッポーネのマフィアは聞いたことがないがな。
そうだ、さっき赤司が言っていた麻薬。
あれを密輸してんのは暴力団じゃねえ。
マフィアが密輸したものを暴力団が靴を舐めるほどねだってマフィアから貰うものだ。
チャイニーズマフィアなんかは大手だな。」
世界が、違う。
そういう表情をされた。
だから反対だったんだ。これは、Aのためにもならないだろ。
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ミリア - もし今後他の作品を作る予定があったらリボーンとコラボかトリップか転生した銀魂の銀時か高杉の姉か妹かワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて下さいこれからも応援します (2017年10月10日 17時) (
レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きな作品になりました。 (2017年10月10日 17時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキノ | 作成日時：2016年11月7日 16時
