【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

197個目 初デート ページ3

朝の7時、私は既に起きて準備をしていた

｢A、今日楽しんできなよ！｣

『うんっ！ありがとう、お姉ちゃん』

｢じゃ、部活行ってくる！｣

『行ってらっしゃい！』

お姉ちゃんは部活へと向かう
私は軽く朝ごはんを食べてから、準備へと入った

先に服を着替えてから化粧を始めた

『何使おうかな〜…』

私はオタクだが、コスメオタクでもあるので結構な量を持っている

『でもあんまりガッツリしない方がいいよね』

最近人気のブラウンメイクをやってみよう
軽くファンデーションを塗り、パウダーでベタつきを抑える
先にリップを塗り保湿をしておく
眉はペンシルとパウダーで自然に整える
頬はピンクでほんの少しだけ
アイメイクはみんな大好きキャ〇メイク！
これ一個持っておけば基本大丈夫！
グラデーションになるように塗っていき、黒目の上と涙袋にラメをのせる
アイラインは目尻にほんの少しだけ描く

ここまでくればあとはリップを塗るだけ
でもそれは最後にして、先に髪を整える

『時間は9:30に家を出るから、あと20分か！』

髪の毛はアイロンを使って軽く巻いた

『難しいよ〜…！これでいいかな…っ』

やりすぎない所で終わらせた
こだわると失敗すると私は知っているから！

そして最後にリップ
リップは派手すぎない色を唇の中央にだけ塗り、ブラシで広げる

『んっ……OKかな…』

荷物を持って鏡で確認する

『っ、大丈夫かな！？おかしかったらどうしよう…！』

母｢A〜？もうそろそろ時間じゃないの〜？｣

『嘘！もう！？お母さんおかしくないかな！？』

母｢ふふっ、大丈夫よ。楽しんできなさい｣

お母さんの言葉を信じて私はスニーカーを履いて家を出た





駅前__

今の時間は9:50、なんとか集合時間前に間に合った

『えっと…緑間くんは…』

あの高身長に緑頭だ、すぐに見つけられると思ったが案外人が多く行き交っており見つけられない

『どこだろ……あっ』

少し歩くと壁にもたれている緑間くんを見つけた
声をかけようと駆け寄ると、

｢あの！今1人ですか？｣
｢良かったら私達とご飯にでも…｣

目の前で逆ナンにあっていた
しかも相手は大学生だろう、私よりずっとオシャレで大人びていた

『(……自信なくすわぁ)』

だが緑間くんは興味無さそうに、

緑｢恋人と待ち合わせをしている、お前らに付き合っている暇はないのだよ｣

バッサリとそう言って逆ナンを断った
すると緑間くんと目が合い、私は軽く手を振った

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