【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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｢A、気をつけてね？｣

『うんっ、大丈夫！高尾くん達がいるから！じゃあ行ってきマッスル！』

外に出ると高尾くん達が待ってくれていた
そして2人は玄関まで来て、お母さんに深く頭を下げた

｢｢すみませんでした！｣｣

高｢俺達の喧嘩にAを巻き込んでしまいました｣

緑｢顔に傷をつけてしまった上に、もしかすれば失明させていたかもしれません…っ｣

『ちょ、ふ、2人とも…っ』

｢A、ちょっと黙っててね｣

『へい……』

いつも優しいお母さんの顔が真剣に2人を見つめていた

｢Aにも怪我をしてしまった非はあるわ…それに2人の喧嘩の内容がしょうもない事じゃないことも聞いています。バスケに真剣だからこそ、お互いぶつかることもある…｣

2人はゆっくり顔を上げ、お母さんの話を聞いている

｢でもね、だからって取っ組み合って怪我をしたら元も子もないわ。今回は2人に怪我がなかったから良かったけれど、Aだけじゃなく2人まで怪我したらそれこそ、チームの人に迷惑がかかるのよ？｣

｢｢！｣｣

｢勝手なお願いだとは分かってるわ、でもどうか別のやり方を見つけてね。それと……この子のことよろしくね？2人になら任せられるし、緑間くんは特に…ね？｣

緑｢っ！はいっ｣

｢ほら、もう行かないと遅れるわよ｣

『ほ、ほいっ！2人とも行こう！』

私は2人の背中を押して学校へと向かった
ちなみにチャリアカーで登校しました←
めっちゃ快適でした。




学校に着くなりクラスのみんなには心配されると思うじゃん？？
そんなことはなかった…

｢あれ？Aちゃんとうとう中二病こじらせた？｣
｢金木くんにそんなになりたかったのかよ！w｣
｢左目が疼いて力が抑えられないって言ってみて！｣

『心配してくれる人はいないんですかー？？？』

高｢wwwww｣

緑｢A、黒板は見えそうか？｣

君たちはマイペースだな…

『ギリギリかな、分からなかったら緑間くん頼んだ』

緑｢分かった｣


それから1日中2人が付き添ってくれた
特に緑間くんは異常な過保護レベルで

移動教室の時は荷物持ってくれるし、階段歩く時なんて緑間くんお姫様抱っこしようとしたんだぞ？？
お昼ご飯だってあーんして食べさせようとするし、極めつけにはお手洗いにまで着いてこようとしやがった(女友達に助けてもらいました←)

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