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83個目 ページ35

緑間くんや高尾くんに……?
そもそも2人が私に相談なんて想像できない。

でも、もしも…なんて考えてしまった。2人が悩んでいるのに相談してくれない。
その理由が私に迷惑をかけたくないとか、無駄な時間を取らせたくないとかだったら…

『…………すごく、嫌だ…』

私がそう呟くと黒子くんは満足そうに微笑んだ。

黒「それにあの2人が無駄な時間を取られたなんて思うわけないです」
『そう、かな……』
黒「大丈夫ですよ」

まさか黒子くんに励まされるとは、黒子くんだって悩んでるってのに。

『……ありがとう、黒子くん。すぐには行動できないかもしれないけど、相談してみるよ』
黒「はい」

黒子くんは小さく微笑んだ。
それから飲み物を買って、軽く談笑してから黒子くんと別れた。



次の日_

朝の5時にアラームをかけていたが、いつもと違う環境のせいかその前に目が覚めた。

『ん〜…っ、…ご飯作らなきゃ』

グッと体を伸ばし眠気を飛ばしてから、歯磨きやら朝の支度を終えて私は朝食を作る為に食堂へと向かった。

『まぁ、ありきたりにはなるかな…』
「Aおはよう」
相「早いわねAちゃん!」
『あ、おはようございます』

同じように朝食を作る為だろう、お姉ちゃんと相田さんがやってきた。
朝は胃に優しく和食にすることに。

「リコさん!ストップです!それはいれなくてもいいんです!」
相「え!でもみんなの事考えたら入れた方が…」
「リコさんせめて切ってから入れましょう!」
相「皮ごと食べた方が栄養あるわよ!」
『…(汗)』

ご飯作るだけであんな凄惨な現場になるっけ…?お姉ちゃんの苦労が伝わってくる。
ほぼ完成する頃にはみんなの声が遠くから聞こえてくる。
私は食堂からひょこっと顔を出した。

『おはようございまーす!ご飯出来てますよー!』

先輩達は誠凛の人達と一緒に歩いてくる。

大「おはようA」
宮「ねみぃ…」
木「いい匂いだな」
高「…ふぁ〜……っ」
緑「高尾、さっさと起きるのだよ」

何人かは眠そうだ、あの練習量じゃ当たり前か。
みんなが席につきご飯を食べ始める。
美味しいとみんな言ってくれるので一安心だ。

『……うん、まずまず』

味噌汁を1口飲んで私も頷いた。

「「「「「ごちそうさま」」」」」
『はーい、お粗末さまです』

みんなは練習の準備をするので私も急いで洗い物に取り掛かった。

高「Aちゃんっ」
『ん?どうしたの?高尾くん』
高「洗い物手伝うよ、ほら真ちゃんも!」
緑「あぁ」

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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ワダ(プロフ) - 雪泉さん» 夢主ちゃんと高緑の絡みがほんとに好きです笑更新楽しみにしてます! (2020年3月25日 4時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - ワダさん» コメントありがとうございます!本当ですか!?ありがとうございます!もう自己満のお話で読み手の皆様ガン無視の内容になりつつありますがどうか緩ーく読んでいただけると嬉しいです!更新頑張ます!! (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
ワダ(プロフ) - 声出して笑う場面沢山あって読んでいてとても面白いです笑更新頑張ってください! (2020年3月24日 13時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月21日 17時

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