【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました２【秀徳】

70個目 体育祭 ページ22

｢では障害物"借り物"競走はAさんに決まりました！｣
『…………は？』

今、借り物って言った？
あれ？高尾くん、障害物競走って言ったよね？あれ？？

『……高尾くん？話が違わない？』
高｢あっれー？そうだっけ？？www｣
『おまっ！確信犯か！！』
高｢だっははは！wwwww｣
『私を騙したな！！最低だぞ！！』
緑｢寝ているお前が悪いのだよ｣
『じゃあ起こしてよ！！』
高｢俺起こしたしww｣
『もっと全力でガンガン起こさんかい！！！』

借り物競争なんていい話がない。あんなの全生徒、教師、保護者諸々の前での公開処刑だ。
オワタ＼(^ω^)／

『2人は何に出るの……』
高｢俺は100m走と真ちゃんと二人三脚｣
緑｢玉入れと二人三脚だ｣
『ガッデム……っ！！！』

しれっと楽しそうな種目にしてやがる！！！









そして体育祭本番_

『あーーきちゃったよ…この日が…』
高｢いやー！最高の天気だなー！｣

快晴です。雲ひとつない快晴。
今はこの天気が恨めしい…

『仕方ない…もう腹を括るしかないか』
緑｢人事を尽くすのだな｣
『緑間くんの今日のラッキーアイテムはそれ？』
緑｢あぁ、メガホンなのだよ｣
高｢おは朝狙ってたんじゃねぇだろうなww｣

そんな話をしていると見覚えのあるクリーム色の髪をした人がやってきた。

宮｢おいお前ら！｣
高｢宮地さん！｣
宮｢同じ青組になったからには1位しか許さねぇからな！｣
『( ˙-˙ )ｽﾝ』
緑｢なんだその顔は｣
『だって私借り物だよ？お題によっては永遠にゴールできない』
宮｢は？お前借り物出んのか？｣
高｢そーっすよ！｣
宮｢……俺を巻き込むなよ｣

それはフラグかな？押すなよ！押すなよ！のやつ？
なるほど……いいこと思いついた…(ﾆﾔﾘ)

『借り物競争楽しみになってきた♡』
｢｢｢(こいつ俺達を巻き込む気満々だ…)｣｣｣

いいお題引けるといいなー！！楽しみでしかなくなったわ。






そして体育祭がスタートした。






『高尾くんがんばー』
緑｢精々頑張るのだよ｣
高｢もっと応援してくれよ！w｣

100m走に出る高尾くん。もっと応援してって言われてもな。

『あ、1位とったら緑間くんからのハグをプレゼントよ〜！』
高｢ブフォwwwwww｣
緑｢ふざけるな！なぜ俺があいつを抱き締めなければならないのだよ！！｣
高｢あひゃひゃひゃ！俺頑張るわ！www｣
『行ってこい！！！』
緑｢話を聞け！！(怒)｣

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