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青「そうじゃねぇだろう、お前らのバスケは。俺に勝てるのは俺だけだ、てめぇだけじゃ抗えねぇよ」
『………俺に勝てるのは俺だけだ?え、俺って1人なのにどうやって自分と戦うの?え、もう1人いる……ん??青峰大輝は2人いる!?』
黄「Aっち落ち着いて!そこどうでもいいから!」
緑「そもそも何を言っているのだよ」
『だめだ……深く考えると頭が混乱する……』
すごい言葉を思いつくもんだな、流石はキセキの世代。ポエマーな人が多いみたいだ。
もう思考も追いつけません。
そして誠凛はメンバーチェンジ、黒子くんが出てきたのだ。
それから少しずつ誠凛は得点を入れていく。黒子くんが入るだけでも誠凛の動きは変わった。
でも…
結果は112−55
ダブルスコアをつけられ、誠凛は負けた。
黒子くんのバスケでは通用しなかった。
『(お姉ちゃん、大丈夫かな…)』
ベンチに座っているお姉ちゃんと黒子くんを見て、ほんの少し心配になった。
結構意気込んでたからな、キセキの世代に勝つって…
緑「じゃあな、黄瀬」
黄「っ!はやっ!ちょっとはショックとかないんスか?この結果に…」
緑「俺の心配より、黒子の心配をした方がいいのだよ」
黄「え?」
緑「青峰に黒子のバスケが全く通用しなかった、精神的にもかなりのダメージだろう…それに誠凛は若いチームだ、この修正を一晩でするのは容易ではないのだよ。残り2試合に影響がなければいいがな…行くぞ、A」
『ほーい、じゃあね黄瀬くん』
黄瀬くんに別れを告げ、先を行く緑間くんのあとを追った。
緑「A」
『ん?』
緑「………いや、何でもないのだよ」
私の顔を見て何故か言うのをやめた緑間くんに私は首を傾げた。
『え、そこまで引っ張って何もなし?』
緑「それより俺が来たことは高尾には黙っておけ、後が面倒なのだよ」
『はいはい、分かってますよー。……あ!!』
緑「なんだ!急に大声を出すな!」
『思い出した!私、緑間くんの連絡先知らないんだけど!』
また聞くの忘れて面倒なことにはなりたくない。
ていうか先輩達ともはぐれたままだ、後から謝っておこう。
絶対、お前轢くぞ!とかパイナップル投げんぞ!とか言われる。
緑「そんな事か」
そう言うと緑間くんはすぐに連絡先を教えてくれた。
意外だ…
『…おっし、これでおっけー!ありがとう!じゃあ私先輩達のとこ行くね』
緑「あぁ、またな」
携帯の連絡先に"緑間真太郎"と追加されたのを見て、私は先輩達を探しに走り出した。
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ワダ(プロフ) - 雪泉さん» 夢主ちゃんと高緑の絡みがほんとに好きです笑更新楽しみにしてます! (2020年3月25日 4時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - ワダさん» コメントありがとうございます!本当ですか!?ありがとうございます!もう自己満のお話で読み手の皆様ガン無視の内容になりつつありますがどうか緩ーく読んでいただけると嬉しいです!更新頑張ます!! (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
ワダ(プロフ) - 声出して笑う場面沢山あって読んでいてとても面白いです笑更新頑張ってください! (2020年3月24日 13時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月21日 17時