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50個目 インハイ決勝5 ページ2

楽しそう、か。確かにキツくて大変な時の方が多いが、どこか充実感を感じる時もあった。

『緑間くんと高尾くんのおかげかな、』

2人がいなかったらマネージャーなんてやっていなかっただろうし。
けれどこの空気に耐えられずバンッ!とお姉ちゃんの背中を叩いてやった。

「痛っ!」
『私達に出来ることはみんなのサポートをすることだけ!お姉ちゃんがクヨクヨしてたら皆に伝染るよ!!』

こんな空気苦手なんです!!シリアスクラッシャーだから私。

『じゃ、私先戻るから!アデュー!』
「ふふっ、A!ありがとう!」

そして作り終えたドリンクを持って皆の所へと走った。



更衣室に入ると監督からの指示を出し終えた後だった。緑間くんは普段と変わらず爪のケアをしている。

木「あいたっ!ずっと思ってたけど何だよこのタヌキ!」
緑「ラッキーアイテムです」

木村先輩が床に置いてあった緑間くんのラッキーアイテムに足をぶつけたみたいだった。
置く場所が悪かったかな。

木「はぁ!?つーか前半普通にベンチにあるし!邪魔くせぇんだよ!」
宮「もう割れば?割ろう!」

宮地先輩も笑っているがキレてる、いつもだけど。

『みんなの地雷を踏み抜くスペシャリストェ』

ここまで先輩達を怒らせるのもある意味才能だな。

緑「俺は人事を尽くしているだけなのだよ」
『うんうん、ちゃんと分かっているのだよ』
緑「真似をするな!」
『だが断る!』
緑「おい!」
高「www」

緑間くんいじるのちょっと楽しい、いや凄い楽しい。でも一応試合中だし程々にしておこう。


時間になり第3Qが始まった。
スタートから黒子くんはベンチ、仕方ないか…高尾くんがいる限りパスは通らないんだから。

中「まぁね、しょうがないよねぇ」

秀徳リードで試合が進む。
緑間くんには火神くんがついているがそれでも緑間くんにボールが渡り、シュートを打つと火神くんがそのシュートを止めようと飛んだ。
しかしボールはリングに当たり、ギリギリゴールに入った。

『あんな入り方、初めて見た…』

ほんの少しの不安、そして違和感。

そして誠凛はゾーンに4人、緑間くんにマンツーマン、オールコートでのボックスワンで仕掛けてきた。
緑間くんがボールを持つと、高尾くんが火神くんをスクリーンでマークを外した。

高「今は2対1だぜ!」
火「それでも止める!散々見せられたおかげで一つ見つけたぜ!てめぇの弱点!」

高尾くんのスクリーンをかわし、緑間くんの元へと走る火神くん。

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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ワダ(プロフ) - 雪泉さん» 夢主ちゃんと高緑の絡みがほんとに好きです笑更新楽しみにしてます! (2020年3月25日 4時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - ワダさん» コメントありがとうございます!本当ですか!?ありがとうございます!もう自己満のお話で読み手の皆様ガン無視の内容になりつつありますがどうか緩ーく読んでいただけると嬉しいです!更新頑張ます!! (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
ワダ(プロフ) - 声出して笑う場面沢山あって読んでいてとても面白いです笑更新頑張ってください! (2020年3月24日 13時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月21日 17時

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