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34個目 ページ35

インハイ予選が近づき始め、練習自体もハードになってきた。
私も何とか1人でマネージャー業務をこなせるようにはなってきたが終わる頃にはバテバテだ…

『…ふぅ、』

大「集合!」

大坪先輩から集合の掛け声があり、私も含め全員が集まった。

中「スタメンを発表する、4番大坪、8番宮地、5番木村、6番緑間、10番高尾。これで今年のインハイ予選は行く、予選だからといって油断はするな」

「「「「「はい!!」」」」」

前に教えてもらったレギュラーそのままだった。というか緑間くんも高尾くんもすごいな、2、3年生を抑えてレギュラーを勝ち取るなんて。
私も出来ることをしっかりやろう、そんな事を考えていると中谷監督から呼ばれた。
監督呼びっていいね!めっちゃ部活っぽい!←

中「悪いが週末に買い出しに行ってくれないか?リストに書いてある物を買ってきてくれ」

『分かりました……って、多!』

レシートかと思った。でもドンキとか行くとレシートめっちゃ長くなるよね←

中「ふむ…高尾、緑間!」

何を考えたのか、監督は2人を呼び出した。

高「どうしました?」

中「悪いが週末の練習の後、買い出しに付き合ってやれ」

『え』

いやいやいや、スタメンの2人を練習の後に付き合わせるなんて流石の私も気遣う。

『私一人でも大丈夫でs』

緑「分かりました」

高「りょーかいでっす☆」

中「任せたぞ、Aは初めてで分からんことも多いからな」

はじめてのおつかいかな??
私、高校生だお?

『ちょ、ちょっと待って!2人ともスタメンでしょーが!買い出しとか付き合わなくていいから!』

高「何言ってんの、この量だと1人で持つのしんどいよ〜?」

緑「それに違う物を買ってこられても困るのだよ」

喧嘩売られてますねこれは。拳で語り合おうか←
でも高尾くんの言う通りこの量は1人で持つにはしんどいかも。
仕方ない、今回は手伝って貰おう。
ていうかこまめに買い出しに行こう…じゃないとこういう事になりかねないな。

『じゃあ…お言葉に甘えて、お願いします』

高「おう!」

緑「ふん」






『あ、服って制服?ジャージ?私服?』

高「私服っしょ!」

緑「何でもいいのだよ」

『じゃあ練習終わって一旦帰ってからってことで』





私のはじめてのおつかいが決まりました(保護者付き)

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時

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