プロローグ ページ2
紅く日が暮れかけた太陽に照らされ、1つの学園の鐘が鳴った。
善「なぁA?なんで俺らまだ校舎に残ってるんだ?」
『風紀委員という肩書のせいで残ってるんだよ』
善「風紀委員はクラス委員じゃないよね!?ありえねぇよ!しかも俺は嫌嫌やらされてるし!休んでたのに!」
『私授業中の居眠りのせい。』
善「もうホッント最悪」
風紀委員の我妻善逸と佐藤Aはついさっきまで、先生の手伝いをさせられていたのである。
(無視されたんだけど‥)
Aが少し気にしてたのは秘密である。
冨「頑張ったな。我妻、佐藤。助かったが髪を染めろ。」
いつもならもっと厳しい体育教師の冨岡先生も、資料の整理で疲れたのか平手打ちだけで済んだ。
もちろん立派な体罰だが。
甘「あっ。冨岡先生!珠世先生知りませんか?」
教育実習生(保険)の甘露寺蜜璃がとてとてとかけてきた。
甘「我妻くんにAちゃんもいたのね!」
善「甘露寺せんせぇ〜聞いてくださいよぉぉぉ!」
善逸はしがみつき涙目になって甘露寺蜜璃を見上げた。
『あぁ〜珠世先生なら運動場じゃないですか?さっき怪我した子がいたって言ってましたよ』
善逸をひっぺがしながら思い出したようにつぶやいた。
甘「そっかぁごめんねぇ。ありがとう!」
お礼を言い、忙しそうに階段を降りていった先生をぼんやりと見つめ、『そろそろ私達も帰るか。』と呟いた。
一時間後あんなことになるなんて。
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紅楓(プロフ) - 面白いです!作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね! (2020年7月24日 7時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
栗城(プロフ) - 蓮蓮さん» ありがたいです!(T_T) (2020年6月1日 20時) (レス) id: 3f972dd370 (このIDを非表示/違反報告)
蓮蓮(プロフ) - ファンクラブからお邪魔しました。途中までしか読めなかったけど面白かったです! 善逸君もかわいい! (2020年6月1日 7時) (レス) id: 1ce240ee41 (このIDを非表示/違反報告)
栗城(プロフ) - 葵羽〜best friend group〜さん» ありがとうございます‥‥‥‥‥自分で文章おかしいの気にしてて‥‥‥‥消そうか迷ってたんですよ‥‥‥‥‥ありがとうございます!続けます! (2020年5月11日 15時) (レス) id: 3f972dd370 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽〜best friend group〜(プロフ) - がっこうぐらし&鬼滅の刃…最高ですね!すごく面白いです!応援してます(*^^*) (2020年5月10日 23時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栗城 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/
作成日時:2020年5月6日 20時