検索窓
今日:22 hit、昨日:36 hit、合計:68,237 hit

ページ21

「やあ。」


そうアーヤに声をかけたのは、

いつもと変わらない貴和で、和臣はまだ怒ってるらしく、

強く目を光らせながら、口を引き結んだままだった。





それを見た和典が、めずらしく

なだめるように和臣の肩を抱いて言った。




「悪かったな。若武も真実も。」



わたしは真っ直ぐ和典を見て言った。



「わたしもごめん。幼馴染とはいえ、

みんなの憧れKZのマネージャーとして、

自覚が足りてなかった。今度から気をつけるから。」





でもそのあとの和臣の一言でわたしたちは

言い合い的なことをしたの。




だって、和典と和臣が女子のレベルって低いな、

とか言うし。



アーヤが反論して、

女の子の全部がそういうわけじゃないもん

って言えば、和臣が

どうせわかんねーよ、真実も立花も女なんだから

とか。






でも、アーヤが今にも泣きだしそうになりながら、

頑張って言い返したの。




「私は女だけど、でも私は。」



しっかり和臣の目を見ながら。



「私は仲間なのよ。」





思わずアーヤの頭をなでちゃったよ、

頑張ったなーって思って笑









そこに自転車のブレーキ音が聞こえて、和彦の声がした。




「遅れてごめん。立花、できた?」





するとアーヤはまだ和臣をしっかりと見つめたまま、

さっきよりも力強く言ったんだ。




「ええ、もちろん。

あのページを切り取ったのは、子供を誘拐した犯人で、

そいつは、あそこから被害者に脅迫状を作ったのよ。」




それを聞いた和臣の顔はすごく面白かったよ笑






やっぱりアーヤに頼んでよかった、そう思った。








****************

ひゃー今日もギリギリ更新!


明日は、昼間のうちにやろう…

おやすみなさい( *ˊᵕˋ)ɢᵒᵒᵈ ɴⁱᵍᑋᐪ ✩

8☆思いがけない友だち→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

フェアリー - すみません。ページ7の11行目のとこ、「ためすぎだろ」じゃなくて「だめすぎだろ」じゃないですか?間違ってたらすみませんm(_ _)m (2021年12月25日 19時) (レス) @page7 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
- よかったです! (2020年1月5日 7時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)
まーお。(プロフ) - 星さん» ありがとうございます!合ってます!即直してきました! (2020年1月5日 4時) (レス) id: dbfd11264f (このIDを非表示/違反報告)
- 私が間違ってたらすみません! (2020年1月4日 19時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)
- こんにちは!えーっと、誤字を見つけました。ページ25の若武君の「上杉は、…」で、『かかわっら』と書いてあるところがあります。『関わった』ではないでしょうか? (2020年1月4日 19時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まーお。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9649c0265d1/  
作成日時:2018年5月15日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。