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結局その日、成り行きでナムジュンの家にみんなで行くことになった。
幼馴染のホソクとナムジュン、中学に入ってから仲良くなったジミンとテヒョンの4人とは度々こうして集まっているけど、あたしの知らない間に4人はジョングクとも仲良くなっていて、男5人でよく遊びに出掛けているということを、その日初めて知ることになる。
NJ「ま、Aはこれを機に自分の行いを改めるってもんだよ。まさかジョングクにも手出してたなんて俺もビックリだし。」
『知らなかったの!中学生だなんて!』
HS「中学生じゃなかったら良いって問題じゃないしな。」
何も言い返せないあたしは黙ってジュースを飲み込んだ。
自覚はあった。
こんなことしている自分は普通ではないと。
けどあの頃のあたしは、そうでもしないと生きていけなかった。
その時限りの、嘘偽りでもいいから、愛されたくて。
でもそんなことも高校卒業と同時に卒業して、もう二度と会うことないと思っていた男との再会で全てが変わった。
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作者名:nonta | 作成日時:2018年3月20日 9時