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その後約束通り実家に顔を出し、ネチネチと父からの説教なんだか何なのかよく分からない、つまらない話を適当に聞き流す。
あとは家に帰るだけの車の中。
ゆっくりと進む車の中でふと窓の外に目をやれば、薄い路地裏に蹲る同じ学校の制服を来た女の子。
いつもならそんな面倒くさそうな女、見て見ぬ振りするところだけど。
TH「ユンギヒョン止まって！猫見つけた。」
YG「は？」
TH「びしょ濡れだから可哀相。持って帰りたい。」
YG「ちょ、おい！テヒョン！」
傘を持って止まった車を降りると薄暗い路地に入って行く。
びしょ濡れの女の子が誰かなんてことは見て一瞬で分かった。
チラリとめくれたスカートからは痣だらけの脚が覗いていて、大粒の雨が降り注ぐ彼女の上に傘を差して声をかけると
『キム…テヒョン…？』
元々大きな目を更に大きくしてそう呟いた。
少し警戒しながら黒目がちの目が俺の目をしっかりと捉えていて、彼女は本当に猫のようだ。
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alexandrite_bbc(プロフ) - ものすごく面白いです！更新とっても楽しみにしております！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
泉楓(プロフ) - このお話大好きです！面白くて続きがホントに楽しみです！更新待ってます！ (2018年1月25日 12時) (レス) id: e4e12326fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年1月6日 14時
