_____22 THside ページ23
彼女を連れてユンギヒョンが待つ車の後部座席のドアを開けるとユンギヒョンは俺を見て、目だけで"それのどこが猫なんだ"と呆れたように伝えてくるのが分かったけど、それを口には出さないあたりは俺のことをよく理解していると思う。
最初は色々文句を言っていた彼女も俺が自分のペースに巻き込めば大人しくついてきてくれた。
脱衣場に連れ込んだ彼女のワイシャツとスカートを脱がせば予想通り腕や脚、更には腰回りにも痛々しいアザが出来ていて。
服で隠れる場所にだけ作られたそのアザ達はどうやら今日一日で出来たものではなく日常的に付けられたものだというのは明らかだった。
彼女にお風呂を貸して、ご飯を食べさせて、寝室で寝かせるとリビングに戻った俺にジミンが口を開く。
JM「ねぇ、テヒョン。あの子ってさ…」
幼い頃からの親友であるジミンが何が言いたいのかは分かっている。
TH「そうだよ、あの子だよ。」
JM「やっぱそうなんだ。…言わなくていいの？」
TH「いいのいいの。知る必要ないよ。まだね。」
JM「テヒョンがそう言うなら僕は何も言わないけど…。でもなんか、本当に猫みたいな子だね。」
TH「俺どっちかって言ったら犬の方が好きだけど、たまには猫もいいね。」
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alexandrite_bbc(プロフ) - ものすごく面白いです！更新とっても楽しみにしております！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
泉楓(プロフ) - このお話大好きです！面白くて続きがホントに楽しみです！更新待ってます！ (2018年1月25日 12時) (レス) id: e4e12326fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年1月6日 14時
