episode81 ページ4
よくよく考えれば確かにそうだな
一国の王が、ただの一介の聖騎士に好意を持つはずがない
当たり前も言われれば当たり前だ
私は小さく笑った
2人になんだ？みたいな顔をされたが気にしないでおこう
それと、アーサー様のことも考えるのももうやめよう
いつぞや言っていた好きな人が幸せならそれでいいという気持ちは少しわかる気がする
A(ランスロット)「確かにお主たちの言い分は分かるな。
そういう事なら別にいいだろう。」
ギーラ「ありがとうございます。」
A(ランスロット)「いいって！
それよりも、まさかリオネスにこんなに可愛い聖騎士がいたとはな〜！」
私はギーラとジェリコを見入った
こんなに可愛い聖騎士がキャメロットにいたら私もっと頑張るのに
よし、ナンパしよ←
A(ランスロット)「俺もこんなに可愛い聖騎士がいたら頑張るのに…
なぁ！リオネスじゃなくてキャメロットに来ないか？」
ジェリコ「いきなり何言ってんだよ？！」
A(ランスロット)「俺は本音を言ったまでだ。今日だけで関係が終わるなんて勿体ないな…また後日日を改めてお茶でもどうだい？」
ジェリコ「はぁ///?!」
ジェリコ照れてる
か〜わいい〜！！
ギーラ「折角ですが全てお断りします。私はリオネスの聖騎士ですので。」
ジェリコ「((ﾊｯ！ 俺もパスだ！」
A(ランスロット)「えぇ〜残念だな〜！」
あ、でもAとしての姿であったら、お茶で出来るな！
今度の楽しみにとっとこ！
さぁて、アーサー様への思いも多分断ち切ったしこの後どうすっかな〜
やっぱ一周してから戻ろ
サボれるし←
そんな私の考えはすぐに1人の掛け声で断ち切られてしまった
アーサー「Aっっ!!!!!」
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