episode101 ページ24
ようやく会場に到着!
ギーラとジェリコ、モフちゃんは先に行ってもらい、いるのはエリザベスとディアンヌ
エリザベスは私とヴァージンロードを歩く係
ディアンヌは後ろでベールを持つ係
この間話し合っていたように構成した
もちろん、神父役はマーリンになった!
会場の扉を開けるメイド2人に褒めちぎられた
かなり照れる
そして、いよいよその時がきた
扉が開け放たれ
光が一気に私たちに届く
奥にあるステンドガラスはいつ見ても綺麗だけど
今日は特別綺麗に見えた
ゆっくりゆっくりとみんなが見守るなかを歩いていく
左右によく知った顔が並ぶ
ガルや七つの大罪メンバー、リオネス国王、王女様たち、それにキャメロット国民も
もう既に泣きそうだ
涙をこらえ、1番奥に辿り着く
そこには私の愛しくてこの世で一番大好きな人がいる
笑って名を呼んでくれた
エリザベスから離れ、アーサーの隣につく
アーサー「A凄く綺麗だよ。言葉で表せないくらい。」
A「えへへ…(照)」
マーリン「二人ともいいか?
では、結婚式を執り行う。
はじめは指輪の交換だったな?」
疑問形が入ってるけど気にしないでおこう
いや、まず魔道士が神父の時点でおかしい
そう思いながら、私たちは侍女が持ってきた指輪を交換する
これはこの間街に行ったとき、2人で決めたものだ
シンプルな形のものにした
マーリン「それでは、
汝、アーサーはこの女Aを妻とし、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか。」
アーサー「誓います。」
マーリン「Aも同意するか?」
A「はい、誓います。」
マーリン「よろしい。
では、誓いのキスを。」
アーサーと私は向き直り、ベールが取られる
そして、触れるだけのキスをされる
客席から祝福声が上がる
私はアーサーの腕を組み、笑顔で受け答える
あぁ、私今この世で1番の幸せ者だ!!!
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ