episode98 ページ21
アーサー「来た!じゃあ始めようか!」
アーサーの隣に立ち、下を見回すと人人人!
どこを見ても人ばかり
アーサー「みんな!聞いてくれ!
今日は知っての通り、私の婚約者を発表します!
こちらにいるのが、婚約者のAです。」
一方前に出てお辞儀をする
すふとワーワーと歓声の声が上がる
祝福されてるな〜と実感が湧く
ちなみに発表するのはこれだけじゃない
私がランスロットだと言うことも公表するつまりでいる
これはアーサーにも、誰にも言ってない
私独断で決めた
なんか隠してるの
うじうじ隠してるのは女らしく…いや、男らしくないもんね!←
まあ、本当のとこは、アーサーが貴族たちの前でバラしちゃったからもういいかなって思って←
A「お初にお目にかかります。
先ほどと違う歓声の声が王室側からも上がる
どちらかというと騒めきかな…?
アーサーなんて口開けて唖然としてる
その中私はニマっと笑って国民に話す
A「今まで隠していてごめんなさい。ですが皆さんを騙そう思っていたわけでありません。この国の聖騎士長が女であると知れたら、他国から色々な仕打ちを受けるだろうと考えた末にだした結論です。なんにせよ、皆さんを騙していたことに変わりありません。本当にごめんなさい!!!」
一歩後ろに下がり、頭を深く下げる
やっぱり怒ってかな…
それとも、聖騎士長が女だったてことにショック受けてる?
色んなことを考えていると一つの声が上がる
「今更何を仰っているのですかー!!」
私は驚いて顔を上げる
「聖騎士長が女だろうとなかろうと、ランスロット様…いや、A様はこの国をずっと守ってきたじゃありませんか!
それに変わりありません!!」
「そうですよ!
だから謝ることありません!!」
次から次へとそれに同意する意見が上がる
感動して涙が出そうになる
アーサー「A。」
突然名前を呼ばれて振り返ると、唇に何か温かいものが触れた
それがアーサーの唇だときずいたのは5秒後のことであった
国民からは最初とも2番目とも違う歓声の声が上がる
私はその声に包まれながら、アーサーの手を引き素早く舞台裏に戻った
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