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季節は春
俺が通う高校、烏野高校では新しい１年生を迎え、入学式が始まっている
部活何入ろうかな？
やっぱり、バレー部かな？
あの頃の事は繊細に覚えているもので、正直辛い
影山は何処の高校に行ったのだろう
聞いた話だと白鳥沢行くって言ってたような……
そんなことを考え、気付いたら教室にいた
何時入学式終わったんだ？
先生の話も終わり放課後
それぞれ部活に行く人、帰る人と別れ今教室にいるのは俺一人になっていた
『俺もバレー部に行こうかな』
鞄を持って体育館に向かう
“堕ちた強豪飛べない烏” だったけ？
本当にそうなのだろうか
体育館からボールの弾む音が聴こえる
ダンッ
ダンダンッ
もう始まっているのだろうか
中に入ろうとしてもドアの前に二人いて入れない
ジャージからみて多分同級生だろうかと思った
とりあえず俺は孝支から貰ったバレー部のジャージを着た
すると、タイミング良くドアが開き坊主頭の先輩？の人と孝支が出てきた
孝支は俺に気付き手招きをした
菅「入部希望で良いんだよな神海？」
『うん、神海(人1)です 北川第一出身です！よろしくお願いします』
一礼して顔を上げると、目の前にオレンジ頭の子がいた
日「俺！日向翔陽！！お前も北川なのか！？」
…………失礼だと思うけど
ちっちゃ………
だいたい１６０ちょっとだよな
多分、ＭＢで速攻とかしそうな奴？
これであってたら俺凄くない？！
菅「ほら、影山も自己紹介するべ！」
影山？日向の隣にいる懐かしいようで少し怖い奴、俺の昔の仲間がいた
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作者名：ヒカル | 作成日時：2015年5月30日 19時
