殺人鬼な彼女は・・・貴：「二」 (ページ32)

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七十四話ページ32

それから、数分後
キョーヤが起きて
恭弥：「ちょっと、出るから
　 Aは此処にいてね」
貴：「わかった」
言われた通り、殺人鬼は
部屋で待つ事にした
・・・それにしても
本当に、何で殺人鬼が
狙われなきゃいけないんだろう...
殺人鬼が、強いから...？

カコンッ

貴：「・・・・・わかんないな...」
そう思い、殺人鬼は目を瞑り
そして、眠った

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sideなし

とある部屋の一室で
男が画面越しに話しをしている
「十年前のAを見つけた？」
『はい、ブラックスペル第三部隊γが
　雲雀恭弥と共にいた所を発見したとの報告です』
「今、何処にいるか、わかる？」
『只今、捜索中です』
「なら、引き続き捜索を続けてね
　Aを何よりも優先し、怪我もなく
　手荒な真似をしないように、
　僕の所まで連れて来てね」
『了解しました』
画面が「プツンッ」っと切れて
真っ暗になる
「・・・ふふ...」
男が嬉しそうに、笑う
「僕のA...待っててね、すぐに
　''助けて''あげるから───・・・」

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目が覚めると
殺人鬼は、布団の中にいた
貴：「んっ...ふわぁっ...」
身体を起こして、殺人鬼は欠伸をする
「おはようございます、Aさん」
貴：「！草壁...？キョーヤは？」
哲也：「恭さんは今、出掛けております
　 Aさんの面倒を見るようにと
　言付かっておりますので
　何かございましたら、私に」
貴：「わかった」
取り敢えず、腹減ったな
貴：「草壁、何か作って」
哲也：「はっ」
草壁が部屋から出て行く

ー
短めです