殺人鬼な彼女は・・・貴：「二」 (ページ14)

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五十六話ページ14

ロマ：「お前らは怪我ねぇか？
　 Aの嬢ちゃんは？」
貴：「大丈夫」
ロマ：「そうか」
武：「大丈夫かよ、ヒバリ！」
隼：「珍しく、大人しくひてたじゃねーか」
恭：「此の状況があの草食動物の
　強さを引き出しているのなら
　まだ、手は出せないよ」
リ：「A」
貴：「何？」
リ：「サンキューな」
貴：「・・・勘違いしないで
　ただ、彼奴のやり方が
　気に入らなかっただけだし」
リ：「そうか」(フッ
貴：「キョーヤ、帰ろ...」
眠いし...疲れた...
恭：「あ～、うん、帰ろうか」
それから、家帰って寝た
ー翌日ー
今日も、図書室で本を読む
暇だし、やる事ないし
tk此れ読み終わったら
図書室の本、全部読み終わるし...
貴：「ふわぁっ...」
それに、眠いし...
ー数十分後ー
それから、本を読み終わって
殺人鬼は、そのまま、ボーッとしていた
・・・・・そういえば、最近...
何処からか視線を感じる様になった
後、放課後は誰かに付けられてる様な
それも、複数だし...
取り敢えず、応接室行こう...

ガラッ

殺人鬼は図書室から出る
廊下を歩いて、階段を上る
それなのに、やっぱり
誰かの視線と、付けられてる様な
感覚はなくならない
殺人鬼、こんなの初めてだから
何なのか、知らない...
ーin応接室ー
応接室を開け
貴：「キョーヤ」
殺人鬼が、扉を開け
キョーヤに視線と付けられてる様な感覚の事を
話そうと思ったら
キョーヤは、段ボールの中を漁って
何か、黒い服と赤いリボンのネクタイを出していた
恭：「あぁ、お帰り、A」
貴：「・・・何してるの？それ何？」
恭：「あぁ、此れ？セーラー服」
貴：「セーラー服...？」
何それ...
恭：「風紀委員の女子は此れを着るんだよ
　まぁ、女風紀委員は
　一度もいなかったけどね」
・・・・・キョーヤ、殺人鬼も風紀委員
恭：「！そうだ、A着てみる？」
貴：「・・・キョーヤの方が似合いそうだね」
恭：「それはない」(即答
即答と真顔で返された...
恭：「取り敢えず、着てみる？」
貴：「う～ん・・・」
どうしよう...キョーヤは似合いそうだけど
殺人鬼に似合うかな...？
でも、着てみたいし...
貴：「着てみる！」
恭：「じゃあ、隣で着替えておいで」
貴：「わかった！」
殺人鬼は、セーラー服を借りて隣に行く