不安【ut】 ページ6
「鬱は俺が死んだらどうする？」
なんでもない日曜日の昼、
暖かい日差しが窓から差し込んでいる
そんな平凡な日に突然彼が言い出した。
ut「えぇ…何でそんな事聞くん？」
「なんとなくだよ〜」
言い出した本人は笑っている、いつもの笑顔、
それでも何故か違和感を感じるのは気の所為だろうか、僕には分からなかった。
ut「ん〜…僕も死ぬかなぁ」
「え、なんでよ、そんな必要ないじゃん！」
ut「だってAがおらんのやろ？そんな世界におってもしょーもないやん、だから俺は死ぬで」
いや本当に。俺は死ぬ間違いなく死ぬ。
生きたとしても鬱で死ぬ。予言しておこう。
…しかし何で急にそんな事を言い出すんだ、
冗談でも笑えん、考えたくもない質問だった。
「ふは…俺愛されてんなぁ」
ut「当たり前やろ本気で愛してんねんで俺は」
そう言うと照れたようにはにかむA
嗚呼、今日も可愛いな、
Aと付き合ってからは浮気はすっぱり辞めた
前と比べて仕事も真面目にするようになった
煙草も辞めようかと思ったがAが"鬱の煙草吸ってる姿好きー！"とか言うから辞めんかった。
勿論、本人は非喫煙者である。
「鬱ーお腹減ったよー」
ut「もう昼やもんな…何か食べに行こか」
「うん！」
やっぱりいつもの笑顔、さっきの違和感は俺の気の所為だったのだろう。
さて、何を食べに行こうかな
.
なんでもない月曜日の昼、
今日も文句なしの快晴である。
Aが死んだ。
飛び降りだった。
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三日月 - 泣いた。 (2022年2月23日 20時) (
レス) @page42 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
たまごまる - ヤンデレとかメンヘラが多いですね！でもなんか、こういうの好きです。新しい作品楽しみにしてます！ (2019年9月24日 15時) (レス) id: 2e17c3d309 (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - すみません。わざわざありがとうございました。 (2019年5月15日 14時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
きむちょん(プロフ) - メルさん» 申し訳ございません(；；)https://uranai.nosv.org/u.php/novel/95liy2/←このリンクで開いてみてください… (2019年5月15日 8時) (レス) id: ea3949ad3d (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - いつも応援してます。頑張って下さい。お気に入り登録も2つの作品させてもらっています。 (2019年4月30日 7時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむちょん | 作成日時：2018年11月27日 20時
