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「貴様の望む物を与えてやろう」
"何が欲しい？"と、どこからともなく金塊や宝石を出す我らが王
大先生の顔はもう欲望まみれである
ut「な、何でもいいんすか…」
「良いぞ、余の宝物は至高の財しかありえぬ…極上の物を用意してやろう」
ut「じゃあ無難に金で」
rb「お前…少しは遠慮しろや…」
「…ふん、金か」
途端に冷めた様な視線が大先生に向けられた
背筋が凍る様な冷たい目
目の前の王は先程出した金塊を大先生に向かって投げた
「余は現代の紙幣がどのようなものか分からぬ、故にそれを質屋にでも売って金に換えるが良い」
そう言った後に体が宙に浮いて部屋を追い出された
ロボロは何の為に来たのかイマイチ不明だった
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あれから数日…
何故か王はずっと不機嫌なままだった
gr「誰だ怒らせたのは」
tn「大体予想はつくけどな」
rb「大先生やろ俺見てたし」
ut「いやいや僕素直に言うただけですやん…」
あーだこーだ話しているとパッと王が現れた
「…何だ居たのか」
gr「…何かウチのクズが怒らせたみたいで、」
「良い、それより余は伝えに来たのだ」
tn「…？何を、」
「余は契約を破棄する」
gr「…は？」
「つまらぬ、もう飽きたのだ…貴様等の"それ"には呆れたものよ、嘆かわしいにも程があるな…そうは思わぬか？」
一人でべらべらと話す王に俺等は理解が追いつかなかった
tn「えっと、何ででしょう」
「先も申したであろう何度も同じ事を言わせるな」
ut「と、取り消しとかは…」
「貴様如きの甘言で王たる余に取り消せと…大きく出たな無能」
rb「…本当に破棄するんか？」
「余の言葉は絶対だ、故に曲げる事は赦さぬ」
"他の者にも宜しく伝えておけ"
そう言ってさっさとどこかへ行こうとする王様
「嗚呼、そうだな最後に余の言葉でも残しておこう」
くるりと顔を此方に向け、未だに理解が出来ていない俺等に向かって口を開いた
「余には合わぬものだったが中々良いものであった、故にその在り方を損なうな」
"気が向いたらまた応じようぞ"
そう言って王は消えた
あれから数年、何度やっても二度と王が姿を見せることはなかった。
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お久しぶりです、
更新するする詐欺でしたね申し訳ないです…
作者も遂にJK2となり、中々忙しい身になってしまいます。合間を見つけてちまちま更新していきたいの思うので皆様今後も宜しくお願いします。
きむちょん
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三日月 - 泣いた。 (2022年2月23日 20時) (
レス) @page42 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
たまごまる - ヤンデレとかメンヘラが多いですね！でもなんか、こういうの好きです。新しい作品楽しみにしてます！ (2019年9月24日 15時) (レス) id: 2e17c3d309 (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - すみません。わざわざありがとうございました。 (2019年5月15日 14時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
きむちょん(プロフ) - メルさん» 申し訳ございません(；；)https://uranai.nosv.org/u.php/novel/95liy2/←このリンクで開いてみてください… (2019年5月15日 8時) (レス) id: ea3949ad3d (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - いつも応援してます。頑張って下さい。お気に入り登録も2つの作品させてもらっています。 (2019年4月30日 7時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむちょん | 作成日時：2018年11月27日 20時
