俺の物【kn】 ページ25
※.先輩の続きkn視点
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つまらん授業が終わり、昼休み
因みに俺は爆睡してた
上半身を起こし軽く伸びをして目を擦る
kn「…飯か」
俺はいつもAと一緒に飯を食っている
Aが俺の教室に来るのがほとんどだが、たまに俺がAの教室に行ったりする
多分今日も来るはず
「シッマ」
kn「おおA…あ？」
sp「嗚呼どうもクソ先輩」
kn「…何でショッピ君が居るん？」
「着いてきやがったんだよ」
心底うざそうな顔をしている、つまり別に仲が良いって事ではなさそうやな
嗚呼、安心した
kn「そうかそうか、俺は気にせんからええぞ」
机の横にかけてあるコンビニの袋を取る
中には朝買っておいたパンとサイダー
勉強する気がないから鞄は持ってきてない
おかげで机の中も空っぽだ
「…シッマが言うなら」
腑に落ちない顔をしながらも俺の正面に座るA
俺と同じコンビニのパンとコーラ
俺と一緒、嬉しい嬉しい
sp「先輩俺にも一口ください」
「無理自分のあんだろ」
sp「先輩のが欲しいんすよー」
「ベタベタすんな殺すぞ」
目の前でイチャイチャ(？)する二人
正直全く良い気分ではない
kn「…二人ってどんな関係なん？」
「ストーカー」
sp「何言ってんすか友達っすよ」
kn「友達…」
入学以来Aは俺以外に友達なんか居ない
俺だって友達はA以外には彼奴等しか居ない
Aには俺しか居なかったはずなのに
kn「(邪魔やなあ…)」
そんな事を思いながらショッピ君を睨むと、ばちりと目が合ってから睨み返された。
きっと思ってる事は同じなんだろう
kn「A」
「何だよ…ｯ、」
身を乗り出し顔を近付ける
普段の目付きの悪さも驚いてるせいで真ん丸だ
頬に指先だけ添える
嗚呼、可愛らしい顔しとんなあ
"お前の友達は俺だけやんな"
耳元で小さな独占欲を吐き出す
茶色みがかかった瞳が微かに揺れた
お前のその目も全部、俺だけの物
こくり、と僅かにAは頷いた
kn「(分かっとんならそれでええわ)」
そう思いながら椅子に座りパンを食べ始める
もう少し買っとけば良かったかな…物足りない
瞬間突然ショッピ君が立ち上がりAの腕を掴んだ
sp「今何されたんすか」
嗚呼、そんな事してもAがうざがるだけなのに
「ﾁｯ…触んな」
ほら腕払われた
「ゴミ取ってもらっただけだわ」
sp「…そすか」
再び俺を睨むショッピ君
俺はにこりと笑って言ってやった
"Aは俺の物や、邪魔すんな"
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三日月 - 泣いた。 (2022年2月23日 20時) (
レス) @page42 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
たまごまる - ヤンデレとかメンヘラが多いですね！でもなんか、こういうの好きです。新しい作品楽しみにしてます！ (2019年9月24日 15時) (レス) id: 2e17c3d309 (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - すみません。わざわざありがとうございました。 (2019年5月15日 14時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
きむちょん(プロフ) - メルさん» 申し訳ございません(；；)https://uranai.nosv.org/u.php/novel/95liy2/←このリンクで開いてみてください… (2019年5月15日 8時) (レス) id: ea3949ad3d (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - いつも応援してます。頑張って下さい。お気に入り登録も2つの作品させてもらっています。 (2019年4月30日 7時) (レス) id: 0c03c3902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむちょん | 作成日時：2018年11月27日 20時
