仲間15人。 ページ16
あれから帰ることにした私と河上さん。
河上さんのバイクに2人で乗って帰る事になったんだけど、後ろに乗ると、河上さんに密着しないと落ちそうになってしまう。
それで密着してて気付いた。
河上さん、肩にガラスの破片刺さってる……?
A「あの、肩痛くないんですか……?」
河上「ん?……おぉ、刺さっておるな。これくらいどうってことないでござるよ。」
刺さっておるな。で済むのかこれ?
結構でかいの刺さってるし、深いし……
A「帰ったら手当しますよ!」
河上「……よろしく頼むでござる。」
〜船〜
来島「あ、おかえりッス!」
武市「お二人ともご無事で何よりです。」
高杉「遅かったじゃねぇか。」
船に戻ると皆が出迎えてくれた。
1番に抱き着いてきたまた子ちゃんは、実は結構仲良くなってたりしてる。
来島「びっくりしたッスよ〜!河上先輩ってば、Aの事となるとあんな感じになるんッスね〜!」
ニヤニヤと河上さんを弄るまた子ちゃん。
え?なんのこと?
全く分からない顔をしていると、また子ちゃんが耳打ちしてきた。
来島「河上先輩、Aがあそこで襲われてるって聞いて、今まで見たことないくらい焦ってたッスよ……((コソッ))」
A「えっ」
来島「そして誰よりも行動が早かったッス!!いやぁ、こi((河上「…………」……はっ、あぶねぇぇ……!((コソッ))」
A「??」
高杉「クククッ、万斉、お前も隅に置けねェなァ……」
武市「晋助様、それ以上は言ってはいけませんからね?」
高杉「わァってらァ」
そう言って晋助様はスタスタと船の中に入って行った。
それに続いて武市先輩と、河上さんも戻っていく。
最後にまた子ちゃんが戻ろうとした時。
私はまた子ちゃんを引き止めた。
来島「?どうしたッスか?」
A「あの、聞きたいことがあって……」
私は、たまに胸が痛んだり、モヤモヤする事を打ち明けた。
来島「……それって、河上先輩の話とかでッスか?」
A「Σ:(;゙゚'ω゚'):ギクッ!」
来島「……それ恋ッスよ!」
恋……?
A「じゃあ私……河上さんの事好きなの?」
来島「そういう事ッス」
A「はぁ……」
その恋とやら、もう失恋しちゃってるんだよなぁ……
河上さんには彼女がいて、行方不明で……
来島「……」
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ライ麦パン(プロフ) - ふはは (2019年8月14日 0時) (レス) id: 2be374999b (このIDを非表示/違反報告)
林檎の国の凡人(プロフ) - ライ麦パンさん» ……()← (2019年8月14日 0時) (レス) id: b12412348f (このIDを非表示/違反報告)
ライ麦パン(プロフ) - 林檎の国の凡人さん» 今ね、ヒロアカの林間合宿見てるのよ……いやぁ良いねぇ……かっちゃんの半裸← (2019年8月14日 0時) (レス) id: 2be374999b (このIDを非表示/違反報告)
林檎の国の凡人(プロフ) - ライ麦パンさん» 虫のファンは嫌だ…… (2019年8月14日 0時) (レス) id: b12412348f (このIDを非表示/違反報告)
ライ麦パン(プロフ) - 林檎の国の凡人さん» 腐ったら虫どもがファンになってくれるよ……← (2019年8月14日 0時) (レス) id: 2be374999b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎の国の凡人 | 作成日時:2019年3月24日 22時