【銀魂】月夜に忍は何想ふ。【河上万斉】 (ページ12)

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仲間11人。ページ12

〜申し訳ありませんが、デートは省略させていただきます。後々番外編として出すかも知れません。〜

デートから船に帰ってきた。

すると、真っ先にまた子ちゃんが飛びついてきた。

来島「なにもされてないッスか!?!?」

A「大丈夫だよ〜！」

河上「拙者の信頼のなさがよく分かるでござる……。」

武市「おやAさん。無事に成功したようですね。明日からは仕事が増えそうですよ。」

そう言って分厚い資料を運んでくる武市さん。

A「……え？」

武市「期限は明後日までです。」

A「えぇ……」

信頼を得るって、こういうことなの……？

仕事も得ちゃったよ……まぁ、いいか。

戦場に出て足でまといになるよりかはずっとマシ!!

そう言って自室に向かった。

〜〜〜〜

A誘拐事件(？)から数週間はたった頃、

私は任務に向かっていた。

その時にある噂を耳にした。

「河上万斉は昔、恋人が居た。が、恋人は数年前に行方不明になったらしい。」

という噂だ。

河上さんにも、居るのか……

少し胸が痛んだ。

A(病気、かな……？)

たまに感じるこの痛み。

私にはその原因が分からなかった。

今は、病気とでも思っておこう。

そうこう考えてる内に、任務先に到着した。

今回の任務の内容は、ある組織の殲滅。

勿論私ひとりで来たわけじゃない。

また子ちゃんと河上さんと私の3人で来たのだ。

敵の組織のアジトを囲むように配置に着く。

通信は小型の無線を耳に取り付けて、本部(武市さん)にも繋がっている。

A「こちらA。配置に着きました。」

来島『こっちも着いたッス』

河上『拙者も着いたでござる。』

武市『よし、では、張り切って、GO！』

A「いや、合図ダサくね？」

思った事を口にすると、武市さんに怒られた。

藍富士を手にし、隣の高い建物の屋根に飛び乗る。

A「正面は守りが硬い。裏からの潜入はどうでしょうか。」

来島『了解ッス、こっちは守りが浅いッスよ。』

河上『こっちは良い感じの窓を見つけた。ここから入るでござる。』

A「んー、じゃあ私は……」